No.100

限られた休み時間に "いい気分" を。

黒木麻由

(セブンイレブン鶴甲第1キャンパス店店長)

Presented by Kenichi Yamanaka, Marina Yoshi

Photo by Wako Nagasaka


セブンイレブン神戸大学鶴甲キャンパス店。神大生なら一度は利用したことがあるだろう。いつも賑やかで親しみのもてる店内。自然と足が向かう、そんな店づくりをする店長の情熱とは。

PROFILE

黒木麻由

店長の黒木さん

-黒木さんはいつから神戸大学のセブンイレブンで働いているんですか?


私はもともと神大の工学部のセブンイレブンでアルバイトをしていたんですが、そこで「店長をやってみませんか」というお話をいただいて、工学部店の店長をさせていただくことになりました。そして今から3年前に、鶴甲キャンパス店の店長として働きはじめました。

-初めは工学部で働いていたんですね。アルバイトから店長になった時は、どんな気持ちでしたか?


店長のお話をいただいたときは、正直悩みました。「将来どうしよう」と思っていたこともありますし、コンビニの店長になるために働いていたわけではなかったので。ただ、やっぱり神戸大学という場所は学生の皆さんとの交流が多く、働いていても親切な方がとても多くて、働きやすい職場だなということをアルバイトの頃から思っていたんです。だからこそ、私が店長をしても大丈夫だという自信を持つことができて、店長をやる決心をしました。

-アルバイトと店長では、やることは全然違うんですか?


例えば商品を発注することやお店の売り場を作ることは、アルバイトの方と変わらないんですけど、店長になって変わったことがあるとすれば、お店の売り上げを考えるようになったということや、より従業員さん一人ひとりとよい関係を築くようになったということですかね。アルバイトの時は、周りの仲良いバイトの人と自分の関係のことしか考えてなかったんですよ。でも店長になって、それだけではなくもっと広い視野で見るようになりました。今では従業員全体で楽しくやることが大切だと思っています。

-そのようなことを心がけてらっしゃったんですね。


売り上げはもちろん大事ではあるんですけど、従業員さん同士で仲が悪かったり、ぎすぎすしたりしているとお店の雰囲気も悪くなって、そのお客さんにも迷惑をかけてしまうと思うんです。私が心がけていることは、従業員さん同士が仕事をしていてよかったなと思える環境を作ることで、それが更にお客様に対するサービスの向上につながると思っています。

-では、今までで大変だったことはありますか?


大変だったことはそんなにないかもしれません。仕事をしていて嫌な思いをしたことがないんです。普通の路面店とかだとお客様に何か言われて嫌な思いをすることもあるということを聞くんですけど、そんなこともこのお店では一切ありません。しんどいなと思うのはスタッフが足りていないときくらいです(笑)。

-お昼休みにたくさん人が並んでいるのをよく目にしますが、しんどくないですか?


正直、たくさん来てもらった方が嬉しいです(笑)。学生さんの授業の関係で金曜日はお客様が少ないんですが、月曜から木曜は本当にたくさん来ていただけるので、売上という面からほっとします。ただ、やっぱり店から溢れんばかりの列になって並んでいただいているので、少しでもお待たせする時間を短くしたいといつも思っています。休み時間って限られた時間なので、皆さんが次の授業までの休み時間をゆっくりと使っていただけるようにと考えています。


箱田 貴大

(自由劇場新歓公演脚本)

学生が一つのものを作り上げる時のパワーを感じて欲しい


秦野 実(はたのみのる)

(“甘夏食堂”店主)

好きだったらなんでもやれる。


新藤春奈

(タリーズコーヒー2017年バリスタコンテスト アルバイト部門優勝)

普段の努力こそ特別な場で発揮できる


郡司 ペギオ 幸夫

(理学部教授)

電池の切れた時計のように死ぬ。


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