シンタメ

ミイラ展に行った。

きりん





ミイラ展に行った。

古代エジプト文明研究で世界を牽引する大英博物館が選りすぐった6体のミイラが展示されるということで注目を集める展覧会である。

この日はゴールデンウィークということもあり、老若男女多くの人が訪れていた。


今回はその展覧会での私の断片的なメモのいくつかをまとめることで、個人的な備忘録としたいと思う。急いで取ったメモであり、私の記憶も曖昧であるため、必ずしも正確な情報でないということは承知いただきたい。



メモ① ミイラの性別は骨盤の形から判断される


<引用元:https://loosedrawing.com/illust/1151/



人は生まれたとき性器によって生物的性を判断するが、骨だけとなったミイラは何によって男女を判別するのだろうか。それが骨盤である。普段あまり意識することはないが、骨盤の形は男女で大きく違うそうだ。また、死亡時の年齢も骨盤から推定できる。さらには、生前患っていた病気や生活ぶりまでも骨から推測できるそうだ。私たちが思っている以上に骨は雄弁なのである。



メモ② 心臓は知性や記憶をつかさどると考えられていたためミイラの中に残された


<引用元:https://loosedrawing.com/illust/0709/



腐敗を防ぐため、ミイラ職人は死後すぐに内臓を取り除いた。少しグロテスクな話だが、脳は鼻腔から取り出されたそうだ。そんな中唯一体内に残された臓器が、心臓である。メモにもある通り、知性や記憶をつかさどる部分と考えられていたそうだ。現代でも「心」は特別な意味を持つものとして捉えられているが、そうした思想が古代エジプトでもあったことは驚きである。



メモ③ 船。「死者の墓への、来世への旅」


<引用元:https://loosedrawing.com/illust/0813/



展示物の一つに死者を運ぶ船の模型があり、その解説には「死者の墓への、来世への旅」の一文。仏教にも「三途の川」というのがあるが、時代や国を問わず、死者の世界への道は陸路でも空路でもなく海路がしっくりくるのだろうか、「天」国とか「地」獄って言うのに…。



メモ④ 来世に向かうためには遺体の保存が必要であると信じた


<引用元:https://loosedrawing.com/illust/1029/



そもそもなぜミイラを作るのか。それは来世に向かうためである。来世に生まれ変わり、永遠の命を得ることこそが当時の人々の望みであった。それを実現するため、遺体をミイラにし、生まれ変わることのできる肉体にしようとしたのである。だからミイラは朽ちたり、虫がついたり、膨らんだり、臭ったり、腐敗したりしてはいけない。さらに来世でも呼吸や飲食ができるよう、ミイラに対して儀式や呪術が行われた。

永遠の命を願い、信じ、当時の技術を結集して遺体の保存を試みたこと、その遺体が現在まで残り、多くを物語る存在となっていることを思うと、形容しがたいロマンを感じた。




その他にも「あの棺かわいかった」「ネックレスきれい」などささいな感想を書いたメモの最後にあったのは、「永遠を横切るための書」という言葉である。この書がどういったものだったのか覚えていないが、その表現に惹かれてメモした記憶がある。


永遠を横切るとは、一体どういうことなのか。


またいつかミイラ展が開催されたらぜひ行きたいものである。

この記事を書いた人

きりん

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