深夜3時。深夜って言ってるけどもうすぐ朝が来る不思議な時間。
大体この時間に起きているときの私は、大学の課題に忙殺されながらもやっとひと段落ついたくらい。
「やばいもうすぐ朝だ。明日ってかもう今日やけど、1限あるやん、死んだ。」 ってなって働かない頭で、寝て1限を確実にダメにするかもはや寝ずに強行突破するかと悩む、人生で一番無駄であるだろう時間を過ごしています。
でもそんな時、思考回路のショートとともに、 もはや一周回って開き直ってなんか音楽聞きたいな~ってなるわけで 。(華麗なる現実逃避)
そして、今このブログを書いている現在の時刻は深夜2時45分。せっかくだし意味のあることをしようかと、深夜3時に私がいつもイヤホンガンガンで流すプレイリストを紹介しようとこのブログを書き始めたわけです。
全4曲(おすすめ含めれば8曲)紹介しているので、 何か気になった曲があればぜひプレイリストに追加してください!
(※良い子のみんなは不健康極まりないので昼間に聴きましょう)
①シャミナミ/ジェニーハイ
( 引用元: https://rockinon.com/news/detail/191065 )
▷禁断の関係?恋するJKのメンタルは無敵
1曲目を飾る「シャミナミ」は生徒が先生に恋をする曲。
これ以上想える人はいないと思うほどの恋だが、叶いそうにない。そんな つらい状況にもかかわらずある意味「開き直った感」がすごい。 明るさ全開で生徒視点からと先生視点からが入り混じったポップな曲調が魅力。
<個人的好みの歌詞抜粋>
外見がシルエットしか見えない
平安時代の恋愛の方がいっそ私には合ってたのかもしれない
だって中身で勝負だから
ハートの分譲価格は億越えなのに
心が美人な私がモテない現代社会を嘆くこの歌
MVといい、歌詞といい、曲調といい、ジェニーハイの曲ってなんでこんなに中毒性あるんだと毎回思う。『グータラ節』、『ダイエッター典子』、『プリマドンナ』。女性目線でキャッチーな曲が多くて何回もリピートしてしまう。これはその中でも特に中毒性ある曲。
この歌詞は 先生への”憧れ”ともいえる恋を募らせる生徒が何で今は平安時代じゃないんだろ、外見よりも私の内面を見てほしいのにと願っている部分。
平安時代の恋愛出してきちゃうのは、学生ならではのぶっ飛んだ発想。学生時代って学年に一人くらい先生にガチ恋しちゃってる生徒がいるけど、ある意味あれって幻想だよね、少女漫画みたいにはいかないよねって、大人になってから気づくことなのかもしれない。
あの大人にはない自由さがあって、 恋するJKの無敵感というか開き直った感がすごく体現されている曲 。私は先生を好きになったことはないけど高校生活は楽しかった…。JKっていいよね!
◎ 「シャミナミ」にはまった人におすすめの1曲:フロントメモリー/鈴木瑛美子×亀田誠治
②STAY TUNE/Suchmos
(引用元: https://utaten.com/specialArticle/index/1870%25EF%25BC%2589 )
▷ネオンが煌めく東京ミッドナイト
「VEZEL」のCMに起用された曲。ホンダのCMの選曲は毎回神だけど、この曲が使われたCMを初めて見たときの衝撃はすごかった。それこそ 真夜中に一人で車に乗って誰もいない道路を時速100キロで爆走しているかのような高揚感。 キラキラしてるけどどこか冷めている「トウキョウ」の街みたいな音楽。
<個人的好みの歌詞抜粋>
23 Haunted now the time“SAT” Scramble comin'
訳: 「23時になったらお化けの時間、SATもスクランブル出動」
ブランド着てるやつ もう Good night Mで待ってるやつ もう Good night
頭だけ良いやつ もう Good night 広くて浅いやつ もう Good night
なかなか辛口。ステイチューンの歌詞はなんというか、東京という街にうんざりしている心情をジョークにまぎらわせて歌う若者の言葉って感じ。 「もう Good night」って英語だと柔らかく聞こえるけど訳したら「さっさと帰って寝ろよ」ぐらい言ってそう。
曲調は洗練された現代的な雰囲気なのに、歌詞は都会にうんざりした若者目線というちぐはぐ感も面白い。もっと歌詞に深い意味が込められていると思うけど、私にはそこまでは分からなかったので気になる人はぜひ自分で曲を聴いて考えてみてほしい。
◎「STAY TUNE」にはまった人におすすめの1曲:NEW ERA/Nulbarich
③鯉/あいみょん
引用元:( https://realsound.jp/2019/02/post-318932_2.html )
▷恋でも、故意でもなく、「鯉」。逃した魚は大きい
ちょっと奇妙な失恋ソング。上手くいきかけたのに叶わなかった”恋”にいつまでも固執する主人公が、失恋した相手を「逃がした魚」に例えて歌った曲のタイトルが”鯉”。 「逃した魚は大きかった!」と大声で叫んで、バカバカしいとすべてを笑い飛ばしちゃうような曲。 負の感情を吹き飛ばしてくれる感じがする。
<個人的好みの歌詞抜粋>
逃がした魚が大きいと 私の心もすっかりぽっかり
馬鹿でかい穴が空くよ
街頭で彷徨うシンデレラ もうそう思うしかないわ
行ったり来たりのハイヒール 折れてしまうわ
失恋して街角を目的もなく右往左往している主人公。自分自身をシンデレラだと思える図々しさと、そもそも逃した魚の大きさというものを考えられる余裕があること。失恋で心が折れるよりもハイヒールが折れることを心配しているくらいなのがおもしろい。
しかも、この後の歌詞でわかるのは確実に新しい王子様をねだっている主人公の姿。「何でやねん!失恋から立ち直れないんちゃうんかい!」と思わず関西弁で突っ込んでしまうけど、 街角を右往左往して新しい王子様を探す自称・シンデレラの主人公 にもはや愛着がわいてくる(笑)
「鯉」に出てくる主人公は目移りしがちで夢見がちなめんどくさい女の子。 「恋」なんて可愛いタイトルより「鯉」の方がお似合いなのかもしれない 。でも傍から見れば恋に全力でバカバカしい主人公の姿を、少し羨ましいとか思ったり。
◎「鯉」にはまった人におすすめの1曲:春ひさぎ/ヨルシカ
④真夏の通り雨/宇多田ヒカル
引用元:( https://kiokucamera.com/ )
▷夏の蒸し暑い夜、ひとり身を焦がす
田舎で過ごすお盆休み。日本の夏特有のじめじめした蒸し暑さのなかでひとり畳に横たわる。 突然降ってきた通り雨のせいで、大切な人の面影がちらつき記憶がフラッシュバックする。 この曲を聴いてるとそんな情景が浮かんでくる。そういう体験をしたことがないのに実際に体験したような「切なさ」がひしひしと感じられる。
<個人的好みの歌詞抜粋>
勝てぬ戦に息切らし あなたに身を焦がした日々
忘れちゃったら私じゃなくなる 教えて
正しいサヨナラの仕方を
「身を焦がす」ってよく恋に対して使われるけど、これはそんな可愛いものではない。もっと心の奥底にある感情が燃えてヒリヒリと焼けつくように自分の体内を燃やしているみたいなイメージ。
正しいサヨナラの仕方ってあるのかな。人生何周しても私にはわからない気がする。
なんか最後すっごいポエムみたいになっちゃって恥ずかしいんですが、宇多田ヒカルさんの声と歌を聴くとなんか感傷に浸っちゃいます。あるある?
◎「真夏の通り雨」 にはまった人におすすめの1曲:Prayer X/King Gnu
今回は、私が深夜に聴きたい曲をぱっと思いついたぶん紹介しました。
気になってどれか調べて聴いてみてくれたら嬉しいな!!