たくさんの経験や挑戦を通じて、これまで感じたものをさらに伝えていきたい。医学部ならではの学祭を生み出した、大倉山祭2014委員長に迫る。
PROFILE
大橋 倫子
医学部ならではの雰囲気を楽しんでほしい。
-まず、大倉山祭とはどんなお祭りですか?
医学部生だけで企画・運営する神戸大学の学園祭です。あまり知られていないんですが40年の歴史があるんですよ!楠キャンパスは小さいので毎年近くの大倉山公園で開催しています。地域で開かれる夏祭りのような雰囲気です。
-大倉山祭ならではの魅力とはなんですか?
大倉山祭では、医学部のサークルの模擬店があります。イベントとしては部活対抗の選手権や軽音サークルのライブ、そして今年の大倉山祭の目玉として吉本の芸人さんをお呼びしてのお笑いライブもあるのですが、最後に、学生や来てくれたお客さんたち全員でビンゴゲーム大会を行います。六甲祭とかだと人数が多すぎてみんなでやることはできませんよね。一学部が執り行うこの大倉山祭だからこそ一体感は強いと思います。あとやはり医学部ならではの雰囲気を楽しんでほしいですね。変な人も多いんですけど(笑) それも含めて、楽しんでもらいたいです。
-楽しそうですね!今年の大倉山祭の見どころを教えていただけますか?
先ほど医学部には変な人も多いと言いましたが、例えば今年の模擬店で美術部が「医療に関係のあるアクセサリー」を作るんです。具体的には「肺ピアス」や「心電図・心音ピアス」だとか(笑) リアリティーも追求しつつ、色やデザインを工夫してかわいらしく作っていますのでぜひ当日来てチェックしてほしいです。 ビンゴゲームでは豪華賞品を用意しています、ビンゴであがった人からパネルを選んで商品を当てるくじ引き制なので、後からあがっても、ホテルオークラの宿泊券やiPad miniが当たる可能性が十分にあります。最後まで楽しめるように工夫を凝らしてあるので、ぜひ参加してほしいです。 また、新企画として、お客さんが白衣や聴診器を着けて写真撮影をすることができたり、受験生を主な対象としているんですが医学部生によるお悩み相談コーナーを開設したりします。それにメインステージ以外にサブステージを設置して、よりお客さんの近くでライブなどを行います。新企画を通して、医学部をより身近に感じてもらいたいですね。
-今年の大倉山祭のテーマ、「Let it go~ありのままにわがままに~」はどういう意図で付けられたんですか?
Let it go の部分は流行を意識したんですが(笑) 後半の部分には、お客さんにありのままの医学部を知ってもらいたいという思いを込めました。他学部のみんなからすると医学部は普段の関わりが薄いので、どうしても「敷居が高い」だとか「近寄りがたい」といった印象を抱きがちです。でも、私たちもせっかく同じ神戸大学の学生なのでもっと他学部のみんなと交流したいですし、大倉山祭に気軽に足を運んでほしい、のんびり楽しんでほしいと思います。そしてありのままの医学部を知ってもらえたら嬉しいですね。。