今回取材させていただいたのは、神戸大学KooBeeのカメラ部リーダーとして昨年から活躍し、同時にKooBeeの副代表も務める、工学部3回生・りかこさん。いつも楽しそうなカメラ部の平和な雰囲気を作るりかこさんの持つリーダー像を聞いてきました。

PROFILE
りかこ
自分が一番、チームのことを好きでいること
-まず、リーダーになろうと思った理由を教えてください。
実は、1回生のときはリーダーをするつもりは全然ありませんでした。だけど、1年間KooBeeのカメラ部で活動していく中で、もっと自由に活動ができるんじゃないかと思うようになったんです。そこで、リーダーとして主導権を握って色々なことに手を伸ばしてみたいと思ったのがきっかけです。
-1回生の頃からリーダーをやろうと考えていたわけではないんですね。
そもそも自分はそんなにリーダーシップを取れるようなタイプではないし、リーダーってメンバーからは見えない仕事も多くこなしているので、自分にリーダーが務まるかという不安はありました。
私が1回生だった頃のリーダーさんは、仕事も多くて大変だったと思うのにそんな様子をメンバーに見せず、その上自分でもすごく楽しんで取り組んでいたんです。周りを見つつ自分も全力でやっていて、しかも余裕を見せていたのがすごいなと思ってます。
自分は結構メンバーにも「やばいわあ!」って言っちゃうタイプなので、大変さを感じさせなかったところが本当に凄いです。
-今まで見てきたリーダーの方々から学んだことはありますか?
自分は率先して行動したくなってしまうので、一歩引いてあくまでメンバーのサポートに徹するということを今まで考えていなかったんですが、実際はこれもリーダーの仕事なんだと学びました。
-リーダーとして活動してきた経験から、リーダーという立場に重要なことは何だと考えていますか?
周りを見る力ですね。誰が何をしていて、誰が今困っているのか。もしかしたら今大変な時期なんじゃないか。そういったことを察してあげて、うまくいくようにサポートしてあげる。裏方的な仕事だけど、メンバーを下から支えてあげる力は重要だと思います。
あと何より、自分が一番チームのことを好きでいることです。そうすれば、「このメンバーとなら、こういうことをしてみたい!」という気持ちが生まれやすいと思うんです。強い思いを大事にすれば良いチームが生まれるはずです!
-周りを見る力というのは、どうすれば得られると思いますか?
まずはメンバーの仕事の内容や流れをしっかり把握してあげること。
あとは小さな変化を見てあげることもが大事です。表情とか頷き具合とかLINEの返信の早さとか、些細なことから「この子こうかも」っていうのに気づけると思います。後輩ってリーダーに言いにくいこともあるだろうから、だからこそこっちから意識的に見てあげるんです。そのためには、メンバーと仲良くなることも重要ですね。普段のラフな本人を知っていれば困ってる時も気づきやすいと思います。
-これまでリーダーを務めてきて、「リーダーをしていて良かったな」と思えたエピソードなどはありますか?
今年の8月にカメラ部のみんなと淡路島まで撮影会をしに行ったんです。そこでみんなが楽しそうにしていたことですね。みんなが笑顔で取り組んでいる姿を見ると、これを企画して良かったなって思います。
みんなが楽しんでやってること。それがもう、幸せです!(笑)
-逆に辛かったことや大変なことは?
実はそんなに無いですね。めっちゃ大変やなーってことはそこまで無いです。
小さいことで言うと、グループにLINEを送ったときにみんなからスタンプ返ってこないと少し悲しくなります(笑)