No.140

人と人を繋ぐモノづくり

ことね

(KooBeeクリエイティブ部リーダー)

Presented by Tomoyo Arai

Photo by KooBeeカメラ部


KooBeeで一番の大所帯、クリエイティブ部のリーダーを務めることねさん。彼女なりのリーダー像やデザイナーとしてのこだわりについて取材していくと、一貫したモノづくりへの想いが見えてきた。

PROFILE

ことね

読者目線のデザイン

-KooBeeのクリエイティブ部に入ったきっかけは何ですか?


KooBee自体はサークルを探しているときにSNSで見つけたのがきっかけ。もともと雑誌を読むことが好きで、特にファッション雑誌に憧れてました。それで新歓に行ってみたら、ジャニーズ好きの先輩が三人くらいいて(笑)話を聞いていくうちに「良い雰囲気やなぁ」と思って入りました。部署については、とりあえず何かを制作する側に回りたいと思っていました。最初は文章を作る人とデザインをする人で部署が分かれているとも知らず、同じような役割なのかなと思っていたけれど、説明会でそれぞれの役割を知って、デザインのほうをしたいなと思ってクリエに決めました。

-元々デザインをすることが好きでしたか?


物を作ることは好きだったなぁ。例えば、部活の勧誘のためにビラを作ったり、友達の誕生日にプレゼントボックスとかアルバムとかを作ったり。今思えば、めちゃくちゃ凝って時間かけて作ってました。そういえば、夏休みの水彩画の宿題とかも、優秀作品に選ばれたりして。美術の授業も得意な方でした。

-デザインをする中で自分の表現をすることが好きですか?それともイメージをカタチにすることが好きですか?


私は今のKooBeeみたいに、みんなでイメージを作り上げてからデザインする方がやりやすいです。元々は、KooBeeの冊子を見て「もっとおしゃれに出来そうやな」って思ったことも正直あったんだけど、実際に勉強会とかで学んでみると、冊子全体の構成とか読みやすさとかを考えて作られてたんだなって納得するところが大きかったです。それも含めて、やっぱりアートとデザインって別物なんやなってことは凄く思いました。自分が「こんなデザインしてみたい」っていうこともあるけど、読者目線が一番大事だって思ってます

-これまでで一番印象に残っているデザインの仕事はありますか?


一番思い入れがあるのは一年生の時に作った冊子の中企画。神大生のファッション分析についてのページを作ったんだけど、初めてページを作るっていうこともあって凄く時間をかけて作りました。そのページをデザイナーの先輩に褒められたことがとても嬉しかったです。例えば、「ここの配色が見やすさを考慮していていいね」みたいに、自分では意識していなかったところを良いって褒めてもらって。自分のアイデアは正解やったんやって思えたことが嬉しかったなぁ。

-将来デザインを仕事にしたいと思いますか?


機会があったら挑戦してみたい気持ちもあります。でも今はKooBeeの運営に集中していることもあって、運営とかのほうが自分の出来ることがあるなって思ってます。大学の専門が都市計画関連だから、街づくりをする職業に就きたいです。

-クリエのメンバーはどんな人が多いですか?


それぞれデザイナーやエンジニアっていう専門性のある役割を持っているから、そこを重視している人たちが多いと思います。前提として、純粋に自分で何かを制作することが楽しいっていう想いも強いはずです。


木村将徳

(神戸大学体育会軟式野球部 主将)

みんなに楽しく野球をしてもらいたい


秦野 実(はたのみのる)

(“甘夏食堂”店主)

好きだったらなんでもやれる。


長ヶ原 誠

(発達科学部准教授)

”自分に合うか、合わないか”を考える前に、いろいろチャレンジしてみてほしい


AdTAS

(神戸大学広告研究会)

広告とは、コミュニケーションをデザインすること。


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