「足が棒になる」という言葉をしばしば耳にしますが、実際にどれだけ歩けば足は「棒」になるのでしょうか。歩く距離をのばしつつ検証します。
※画像はwikipediaより引用
①家から神大まで(2.5km)
まずは手始めに私の家から神戸大学まで歩きます。だいたい2.5kmで、30分です。さすがに余裕でしたが、やはり神戸の坂は急なので、縦の移動はかなりしんどいです。いつも見ている景色なので楽しくないです。
②六甲から三宮まで(5km)
少し距離を伸ばして六甲から三宮まで歩きます。だいたい5kmで、1時間です。趣味を散歩としている人はこの距離をよく歩いているみたいです。当然ですがまだまだ足は棒になりません。阪神沿線を通りましたが、物静かで不気味なので二度と通りません。
③六甲から明石市まで(30km)
また距離を伸ばして六甲から明石まで歩きます。だいたい30kmで、6時間です。休憩をはさみつつ歩いたので実際には8時間です。人が一日に歩ける最高の距離は30km〜50kmと言われています。15km歩いたくらいからメンタル的にきつくなっていきました。30km地点でかなり足が疲労していていました。しかし自分の足を見ても棒にはなっていません。
④六甲道から西宮を往復(50km)
最後に六甲道から西宮を往復します。だいたい50kmで、11時間です。西宮についた時点で電車に乗って帰りたいとも思いましたが、残念ながら終電は終わっており、歩いて帰るしかありません。復路は足全体に強い痛みを感じ、体調も崩しましたが、自分の足を見ても棒にはなっていません。
棒とは
神戸を歩くときの注意として、北の方が治安がよく、南に行けば行くほど治安が悪くなります。特に深夜徘徊は危険なので、できるだけ阪急沿線か大通りを歩きましょう。山手幹線か二号線がおすすめです。大通りでも疲労がたまった復路で不審者と遭遇したら打つ手はありません。大声を出してできるだけ体を大きく見せましょう。
ところで本当に足は棒になるのでしょうか。ここで「足が棒になる」をインターネットで検索してみます。
「足が棒になる」
歩き過ぎや立ち続けで、足がこわばるほど疲れる。足が摺粉木(すりこぎ)になる。(『日本国語大辞典』より引用)
どうやら「足が棒になる」という慣用句があるようです。教養って大事ですね。