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夢について

にじょう





夢について


自分はよく寝ている間に夢を見るたちである。

夢を見るのはたのしいことだ。懐かしい場所へ行ったり、危険な目に遭ったり、夢で出会わなければ一生思い出すこともなかったような知人が出演してきたり。

とにかく、目を開けていれば起こり得ないスペクタクルな体験が目を閉じるだけで得られるのである。なんとまあ素敵なことではないか。

ここでは、数々の自分における夢体験から弾き出された夢分析についてレポートする。


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夢の種類とその夢の見方

ひとえに夢とは言ってもそこには多様な種類がある。その種類の一部と特徴、その夢を見る方法について下に書いていく。


リアリティ型

これは最もポピュラーな夢といえる。場面設定や出来事が非常に現実味を帯びていて夢と気付けないが、目が覚めてから考えるとどうにも辻褄の合わないことに気づく。一見面白くなさそうであるが、懐かしい人物が出てくることや、無理矢理感の否めないストーリーの醸し出すおかしみなど、奥の深い夢である。

リアリティ型の夢の見方であるが、ポピュラーな夢だけあって難しいことはしなくてよい。いつものように日中過ごして、奇数時間後に起きること。これでかなり夢をみる確率が上がる。寝すぎると夢を見ることは少なくなる印象であるので、五時間、七時間後くらいがよいであろう。おすすめは七時間の睡眠時間である。


劇場型

これも先ほどのリアリティ型と並び、見る機会が多い夢である。

場面や登場人物が現実とは思えず、多くはアクション映画のように危険な状況に晒されていることが多い。後から考えると荒唐無稽だが、夢を見ている間は大真面目でいるのがまた面白い。

この夢の見方であるが、椅子などに座りながらの昼寝や居眠りが最適であると思われる。それも長い時間寝るのでなく、5分、長くても10分の睡眠によって体験できる。この夢の終わりは浮遊感を伴うことが多い。不安定な姿勢により、姿勢が崩れる一瞬で脳が作り出している夢なのではないかと踏んでいるのだが、真偽は不明である。


理想型

これはかなりレアな夢である。

憧れの芸能人と遊びに行ったり、見たこともないような絶品料理を心ゆくまで食べたり、まさに夢心地といった調子であり、この夢を見た次の日は寝覚めばっちり、楽しくその日を過ごせること間違いなしであろう。

この夢を狙って見るのはかなり難しいが、それでも見やすくすることはできる。まず、日中に適度に疲れておく。この「適度」というのがミソである。全く疲れていなくてもいけないし、疲れすぎても後述の悪夢型に繋がってしまう。そうして適度に疲れたのち、いつもより30分程度早めに布団に入る。この時、体のコンディションをある程度整えておく方がよいため、水分も摂り、事前に風呂に浸かって体温を上げておくのもよいだろう。


悪夢型

この夢もかなりレアな部類には入るが、できれば見たくはないタイプの夢である。

恐ろしいことや悲しいことが、自分の場合は金縛りをともなって起こる。高校の時には巨大ムカデに友達がわしわしと食われる夢を見た。

この夢の見方というか、見てしまう場合は、身体的、精神的にとんでもなくしんどい時、日中に何か小さな恐怖を感じると見る傾向がある。ムカデの夢の場合は、洗濯機から洗濯物を取り出す時、どこから入ったのかムカデがおり、自分の手をさわさわ登ってきたということが日中にあり、しかも部活の冬合宿中であった。この夢から脱出する方法は、叫ぶことである。叫ぶことにより、現実の自分を叩き起こすことに限るような気がする。

なるべく見たくはないが、見た後は友達中に話しまわってしまう、そんな魔性を秘めた夢でもあることも合わせて述べておく。


かの村上春樹は、夢をあまり見ないらしい。そういう話をいつかの対談で見た。対談相手が言うには、「見る必要がないから見ていないのだろう」と言っていた記憶がある。

我々は何のために夢を見るのだろう。目を閉じている間の光はどこから来るのだろう。

考えれば不思議なことだらけである。しかし、現実あっての夢である。いい塩梅で勉強し、働き、その後に見るから夢はたのしいものであるから、そこも重要なポイントである。説教臭い終わり方で申し訳ないが、みなさまがよい夢ライフを送ることを願う。




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