シンタメ

穴場スポットを巡る

ゆるぺん





大きな台風が近畿地方を縦断した翌日、筆者は京都にいた。 生まれてから20年間大阪住みの筆者が家族や友達と日帰りでどこか観光地に出かけるとなると京都が行き先候補に上がることが多く、 実際にこれまで何度も足を運んできた。 寺、桜、紅葉、寺、料亭、着物、寺、山、川、そして寺。

京都の寺や自然は好きだが、観光地に限らず人混みが苦手な筆者は京都観光には、毎回覚悟を決めて臨む。 (そこまでして行くもんなん?という声がどこかから聞こえた気もするが筆者は旅行大好きマンである。 お金と時間と体力さえあれば旅行にいきたい。) しかし、筆者はいつもよりこの日の京都日帰り旅を楽しみにしていた。 目的が「人の少ない穴場スポットの開拓」だったからである。

この記事では筆者が巡った2箇所について紹介していく!



①竹の径(たけのみち)@向日市(むこうし)

「たけのみち」と聞くと嵐山の竹が生い茂るあの道を思い浮かべる人がほとんどではないだろうか。 しかし嵐山にあるのは「竹林の小径」であり「竹の径」ではない。 筆者も初めてしっかり調べて知ったのでこれには驚いた。 阪急東向日駅またはJR向日町駅から歩いて住宅街のアスファルトで舗装された道を登山すること約30分(筆者は阪急より徒歩)、 アイスアックス(氷壁登る時に使う鎌みたいなやつ)が欲しくなり始めたころ「竹の径」と書かれた看板が見えた。 人が全くと言っていいほどいない。本当にここなのかと不安になるほどいない。 しかし、「竹の径」という看板が立っている。目の前には竹が両脇をかためる道がみえている。 間違いない、ここが竹の径である。



魅力は人の少なさと、嵐山の竹林の小径と比べても遜色ないレベルの美しさである。 人気の観光地で写真を撮るとき、他の観光客が邪魔だなぁと思ったことは誰しもあるだろう。 しかしその心配には及ばない。 いい写真が撮れそう!と思ったら周りを気にすることなく自由気ままに写真をとることができるスポットなのである。 良い写真が撮れるのもそうだが、大阪育ちでありながら人混みが苦手な筆者は混雑を避けることもできるこの環境が2重で嬉しい。 ありがたい。

竹林でいい写真を撮りたいのであれば、ここに行くべきだと思う。(筆者の主観) ただし周辺は普通の住宅街である。

※バスを使うとほんの少しだけ楽??ほんのすこーし楽だと思われる。 あまり変わらないような気もするが。


②祇王寺(ぎおうじ)@嵐山

嵐山駅(こちらも阪急の嵐山駅)より「竹林の小径」を通りハスの咲いた池のよこを通りひたすらまっすぐ進み坂を登ること約25分。 姿を現したのは田舎の古民家の入口と見紛うようなごくごく普通の石の階段…と祇王寺と書かれた木の看板である。 ここまでの道中で疲れ切った重たい足を必死で引き上げながら石段を登ると小さな庭と建物が見える。 入口からほとんど全ての景色を眺めることができる小さな寺だった。


推しポイントはやはり竹林と青もみじに囲まれた草庵である。 靴を脱いで上がることができ、庭を眺めながらゆっくりくつろぐことができる。 「虹の窓」なるものにはきれいな色彩が映えている。カメラを持っていない筆者でもスマホでこのような写真がとれる。

そして寺の名前がかっこいい。「祇」の読み方をご存知だろうか。 訓読みで「くにつかみ」。土地に住む神という意味を持っている。かっこいい(《急募》語彙力)。



ということで人が少ないところへ行きたい欲を爆発させた筆者が巡った2箇所を紹介した。 これらは人混みが苦手だが観光に行きたい方、もしくは京都でまだ行ったことのないところをお探しの方にオススメである。

ゆっくりしたい、もしくは(そんな人はあまりいないだろうけど)長距離徒歩移動となっても、 まだ見ぬ京都の姿をみたいという物好きな方はご参考までに。




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ゆるぺん

欲に忠実に生きる

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