まずは、桂川にかかる長さ155mの渡月橋でござる。834年に僧が架橋したのが始まりで、現在の橋は改修を重ねて1934年に完成したのでござるよ。

この橋からは、嵐山の絶景を見渡せるから、紅葉の季節には人が溢れるほどの人気ぶりで候。拙者はいつも食べ歩きをしながらここを歩いておるぞ。

天龍寺は、あの後醍醐天皇を祀るため、1339年に建立された寺でござる。何？700年前の寺の割には綺麗すぎる？是非もなし！8度もの大火があって、現在の諸堂は明治になって再建されたものなのでござる。1997年に法堂の天井に描かれた雲龍図には圧倒されるでござるよ。

美しいお庭も、まさに至極！

「なむなむなむ...」おっと、失敬。野宮神社の神石に願い事をしていたのでござるよ。祈りながらなでると1年以内に願いごとがかなうと言われているので候。
特に、縁結びにご利益があってな。嗚呼、それがしが恋沙汰にうつつを抜かしては...けしからん！もっと武士道に励むぞ！

竹林の道は、大河内山荘から野宮神社の間に続く風情のある小道でござる。まっすぐにのびる竹林の中は、ひんやりと涼しくて、和を感じながら落ちつけるのでござるよ。これはしたり！！

この神社は、日本で唯一の髪の神社でござり、拙者の友達・政ぴょんこと、藤原采女亮政之公という鎌倉時代の人物が祀られてているで候。政ぴょんは、日本で最初に髪結いしたとされているので候。神社の境内には、髪塚と呼ばれる石塚が建っていて、願い事をしながら切った髪の毛を納めるとご利益があるといわれているのでござる。

もしお主が髪に関する問題で悩んでいたり、美容師を目指していたりするなら、ぜひ御髪神社を訪れてみては如何でござろうか。拙者も格好いいちょんまげを作るためによく参拝しているぞ。

風情のあるトロッコ電車で嵐山から亀岡までの道中をのんびり走る観光用トロッコは、定番の観光名所でござる。紅葉の季節は特に人気で、予約しておいた方がよき。以前、上様をトロッコにお連れしたのでござるが、予約をとっておらず、切腹を命じられそうになったでござる。