シンタメ

方言フェチのひとりごと

しゅわ



方言…。標準語話者(?)の僕からしたら、方言ほど喉から手が出るほど手に入れたいものはない。


だって、方言って…、


かわいい!!!!!


方言使いたい欲が止まらない、関東出身方言フェチ歴5か月の僕が、方言の良さ、羨ましさを徹底解説したいと思います。(歴短いとか思わない!歴とか関係ないですから!)




語尾


方言を話してるか気づく際に分かりやすいポイントが、語尾ですよね。僕は地域によってさまざまな種類があるこの語尾が大好きなんです。


最初は神戸で知り合った友達や先輩とのLINEで、「だ」が全部「や」になっていることに衝撃を覚えました。「〜だと思う」っていう文が「〜やと思う」って来るんです。僕これが本当に羨ましい。だって「だ」よりも、どう考えても「や」の方が柔らかい気がしませんか?なんか上品!!!

衝撃を受けて以来、僕に関東人のプライドなど微塵もないので、たまに「そうやと思う!」などと送って1人でニヤニヤしてます。「エセ関西弁だ!」って怒らないでくださいね…(笑)


さてさて、そんな僕のイチオシ語尾は「〜ばい」です!先輩に福岡出身の方がいるんですけど、本当にこの「〜ばい」が好きすぎて先輩が話すたびに密かに「ばい」カウントをしてたほどです。「それいいばい!」って言われると、全然自分が褒められてるわけじゃなくてもなんだか照れ臭いような朗らかな気持ちになりますね〜〜〜




特有の言葉


はんかくさい

これって何を意味するか分かりますか?


ハンカチが臭い?ブブー、大不正解!そんなわけありません!!


正解は「あほらしい」です!


これは北海道の方言ですね。実は僕、父の実家が北海道にありまして…、北海道弁には慣れ親しんでるんですよ、えへへへへ。

なので、小さい頃から帰省するたびになんちゃって北海道弁を喋って、母親に気持ち悪がられてました。「エセ方言喋るな!」ってね。でもそこそこうまいんですよ?(圧倒的主観)


さて自分の話はここらへんにしといて「はんかくさい」の話に戻るんですけど、なんか「はんかくさい」って言われてもそんなに馬鹿にされてる気持ちしないですよね??(え?)むしろ、なんか嬉しくなっちゃいません?(え???)


こんな「はんかくさい」人も世の中にはいるので、ぜひみなさん「あほ!!」と思った時は、「はんかくさい!!」と言ってみては?(なんか趣旨が変わってきてますね、すみません…)


<画像引用元:https://lineblog.me/yabeebear/archives/1039901454.html




イントネーション


イントネーションの違いって個人的に萌えポイントなんですよね。というか一番の萌えポイントかもしれません。

けど、僕が好きなイントネーションの違いは、関東関西での「ポテチ」とか「ユニバ」の音の違いじゃあありません。ささいな日常会話のイントネーションの違いがグッと来るんですよね。


その代表的な例が「ありがとう」のイントネーションです!!!

関東人は「あ→り↑が→↓と↓う→」って感じでちょっと穏やかな波があるイメージなんですけど、関西の人のありがとうは違うんです。本当にもう絶品なんです。

そんな絶品のイントネーションがこちら。


あ→り→が→↑と↑う↓


溜まらないですよね、この下り上り下りのイントネーション。もう、ありがとうと言われただけで、どこまでも突き進めそうな気持ちになります。嬉しさは倍増どころの騒ぎじゃありません。本当に、関西の皆さん、僕にありがとうと言ってください。お願いします。





おわりに


なんだかとても暴走してしまいましたが、最後に伝えておきたいことが1つ。


みなさん、方言を捨てないで!!


上京して働き出した時など、標準語に直さなきゃとなる場面が多いことは分かってるんです。ずっと自分を貫き通して方言を使い続けることは確かに難しいとは思います。けど、捨ててしまったら本当にもったいない!!!首都圏出身者は方言がないので、方言に恋焦がれてます本当です。

それにポロッと方言がビジネスのシーンとかで出てしまうと確かに言ってしまった本人は恥ずかしいと思います。しかし!都会っ子はこれにクラッと来てしまうんです。特に「ありがとう」には。


皆さん、方言は自分のアイデンティティとして誇りに思って、大切に使い続けてくださいね。以上が方言フェチの端くれからのお願いでした。


さあ、素敵な方言LIFEを!

この記事を書いた人

しゅわ

青春しゅわしゅわ倶楽部名誉会長。

RECOMMENDED

宝塚歌劇への招待〈入門編〉

まな


芸術の秋!NAKEDのデジタルアートイベントに行ってみた。

KooBee編集部 まりな


神戸大学放送委員会の自己紹介ターーイム

神戸大学放送委員会


一覧へ戻る