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パンピーと天才は紙一重

Shiguma


【パンピー】

何の特別な才能を持ち合わせていないただの一般人のこと。一般ピープルの略称。芸能人やスターに対比して一般人を呼ぶ際にも用いられる。

例)『俺の考え方はパンピーには理解できるわけがない。』




<画像引用元:https://note.mu/unknownmen/n/n246347228942



1977⇔2017⇔2057



『パンピー』が流行語であった1970年代から時が経つことおよそ50年───


この言葉がほぼ死語となった今では、音楽、映画、バラエティなど娯楽文化は細分化し尽くされ、洗練に磨きがかかり、文化全体としても成熟期に差し掛かっています。


かつてのようにみんながみんなある大スターを応援する時代(つまりみんながパンピー)ではなく、個々が各々好きなものを見つけて自由にのめり込める時代なんです。


これを見ている皆さんも、自分の好きな音楽があって、好きなアーティストがいて、好きな曲があって、それに関することなら何時間でも話せると思います。


ゆえに皆さんに興味がないであろうジャンルを押し付けるのはナンセンスかもしれません。



しかし、僕は皆さんに知ってほしいのです。

パンピーという名前の天才を。



そこで今回僕が持ってきた説はこちらです!(最初の導入なが〜〜)


PUNPEE知らないヤツ、人生損してるとは言わないまでもそこそこもったいない説




PUNPEEって誰?


「…???」ってなっている方は、まずはこちらのVTRをご覧下さい。




https://www.youtube.com/watch?v=BHJaqJeF3Pc

これはTBSテレビのバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』のオープニング(OP)です。

(ちなみに僕はこの番組(特にOP)の大ファンなのですがそれは関係ないので省略。)


多分聞いたことある人も少なからずいると思います。このOPのラップを乗っけている、そしてこの曲を作っている本人が何を隠そうPUNPEEです!


この15秒でめちゃくちゃテンション上がりません???


短いのに耳に残るメロディ、特徴的な声質、ラップの滑らかさ、そしてそれらが醸し出す独特の雰囲気…パンピーという名前でありながらこの人の作る曲、詞、世界観が天才の作るそれなんです。



今の所ふ〜んって感じっすね。


まあ簡単に説明すると



PUNPEE(パンピー)は…


ラッパー(MC、DJ、トラックメーカーでもある)

要はヒップホップの人

1984年生まれ、東京都板橋区育ち

他の人と曲出しがち♪ ex)

実の弟もラッパー(5lack)

彼女は元AKB48の秋元才加(ファン界隈では有名)

水曜日のダウンタウンのOP、レッドブルのCMなどを手がける

映画、特にアメコミへの造詣が深い


(〜がちの後に音符があるのはRG風)



情報に関しては何となくこんな人なんだ〜くらいでいいです。



ここでヒップホップとかラッパーって聞いて、興味ないわ〜とか言ってこの記事閉じちゃう人、説通りほんとにもったいないです。最後まで読んでほしいです。



ただ、ヒップホップとかラップって聞くと、どうしてもチャラいとかオラついてるイメージを想定して敬遠してしまいがちなのはわかります。


何となく怖いイメージから避けられることも多いこのジャンルですが、PUNPEEは違います。


その証拠に素顔ドン。


<画像引用元:http://shiomilp.hateblo.jp/entry/2017/10/26/203839>



どうですか?たぶん思ってたのと全然違う見た目だったと思います。


めちゃくちゃ親しみやすい顔。チンピラ感ゼロ!!


正直、見た目ではどこにでもいる近所の兄ちゃん的な匂いがします。これがパンピー(≒一般人)たる所以かもしれません。




PUNPEEの魅力


<画像引用元:https://www.amazon.co.jp/MODERN-TIMES-PUNPEE/dp/B073PD9KM9>



まずはじめに、Apple MusicやSpotifyなどの音楽の有料配信サービスに入っている方はとりあえず騙されたと思って、PUNPEEの


(モダンタイムス)

MODERN TIMES


というアルバムを聞いて下さい。超絶イヤホン推奨。すげえ〜〜ってなります絶対。



ちなみにこのアルバム、Amazonレビューで星4.9です。(全52レビュー/2018年10月時点 ※2017年10月発売)

レビューの内容は割愛しますが絶賛の嵐なんです。無限リピ必至!とか歴史に残る名盤!みたいに、ヒップホップとかラップとか全く興味がない人ほどのめり込むようにハマってしまうのがこのアルバムです。



ちなみに昨年10月、アルバムリリースしてすぐに聴き倒した僕はPUNPEEワールドにのめり込んでしまいました。そのため曲を聴くと当時の受験期(駿台と家との電車往復とか※)を鮮明に思い出します笑

※この記事を書いているのは浪人1回生です



そんなPUNPEEの魅力を(できる限り)文章で紹介したいと思います。




リリック(歌詞)が温かい


ラップといえば、スマートに言葉をリズムに乗せながら韻を踏んでいくというイメージがあります。


クールにキメる感じがあってそれはそれですごくカッコいいんですが、PUNPEEの紡ぐ歌詞(リリックといいます)は人間味に溢れててあったかいんです。


そしてそれでいてカッコいい。クールとホットが同時に感じられるという素晴らしさ。



まあ ご存知の通り 見た目も中身もまあ覇気がない

箸にも棒にも引っかからずに 男だか女か それもわからない

<中略>

本当 二度寝した 早く顔洗って サブカル男子を気取らなきゃ

メガネ取って髪揃えなきゃ 俺って誰も気づきやしないから

(Lovely Man - PUNPEE)



フツーの冴えないヤツが飲み過ぎて二度寝しちゃった。やべー、早く起きてセットしねえと。みたいな話のリリックなんですけど、

めちゃくちゃ人間味ありません?こんな大学生山ほどいるでしょ


カッコつけたフレーズじゃなくて等身大の言葉が胸に沁みます。

Bitch Planetの歌詞引用しようとしたけどやめました




圧倒的なトラックメーカー力


トラック?メーカー?…トラックメーカーとは簡単に言うと曲を作るってことです。(いやそのまま)


これは言葉で説明するより聴いてもらえばわかると思います。




https://www.youtube.com/watch?v=gLS_4iPoZ40

この曲は1966年の加山雄三の曲「お嫁においで」の2015年版のREMIXとしてPUNPEEが加山雄三とコラボして作った曲「お嫁においで 2015 feat. PUNPEE」なのですが…


50年前の曲のREMIXとは思えないくらいバチバチにトラックがキマっちゃってます!!


元々が歌謡曲なのに、原曲の良さを保ちつつ、現代風にアレンジして、新しい別の作品にしてしまうこの離れ業。


リリックをしっかり元々の歌詞に絡めた内容に仕上げているところからも、他アーティストへの尊敬の念が感じられます。


そもそも原曲を聴いてこのクオリティに仕上げるのは並大抵のことではないはずです。相当量の努力があったに違いありません。


ただ、それを涼しい顔してやってのけてしまうのがPUNPEEなのです。

自分はパンピーだと謙遜しつつも、プロとして完璧な仕事をするとか、カッコ良すぎません??




遊び心が生み出す『深み』


リリック、トラックメイクときて、最後に紹介したい魅力は「遊び心」です。


僕をはじめ多くの人々がP(=PUNPEE)に対してシビれるのは、(曲全体としての完成度の高さはさることながら)PUNPEEの作品の到るところに散りばめられたユーモア、遊び心なんです。



例えば、先ほど紹介したアルバム『MODERN TIMES』についてです。


アルバムの1曲目は『2057』というタイトルで、40年後の2057年のおじいさんになったPUNPEEが、昔を振り返るというコンセプトのもとで物語が展開していきます。


おじいさんが昔はこうだったなあとあーだこーだ話すのですが、その最中にこの1曲目を巻き戻します。

するとCDプレーヤーの表記が「Track 1 00:00」から「Track 1 -00:35」になり(秒がマイナス!)、隠しトラックが出現するのです!!!!


もちろんそんな事はアルバムのどこにも書いていませんし、配信で聴いている人は気付きようがありません。


実はこの隠しトラックを聴くと、このおじいさんの正体がわかり、このアルバムの本当の世界観や歌詞の本当の意味に気づき、この物語を見る角度が180度変わってしまうのです。この”構造で遊ぶ”感じ、めっちゃシビれます…!


ネタバレは避けますが、このように単なる曲を集めたアルバムというだけでなく、作品としてのギミックが非常に豊富で、それに気づくことが聴く側にとってとてつもなく楽しく、その発見の連続がアルバムとしての『深み』を生み出しているのです。


ちなみに、このアルバムには他にも数え切れないほどのギミック、要素がサンプリング※されています。


※他の作品のモチーフやイメージを自分の作品に取り入れること。ヒップホップ特有の文化とされる。


ある楽曲からのリリックが引用されていたり、ブックレットの文章が縦読みできたり、映画やアメコミ(PUNPEEの趣味)をモチーフにしたアートワークを使ったり、知っている人はニヤリとできる仕掛けが存分に詰め込まれています。


めちゃくちゃ素敵じゃん。そんなの。




最後に


ここまでお付き合い下さってありがとうございます。


魅力に満ち溢れた天才、PUNPEEについて少しでも興味をもってもらえたら幸いです。


皆さんとりあえずタワレコかTSUTAYAへGOです!!!


(いつか神大にP来ないかな…)酒で出演NGになるのは勘弁だけど




びっくりしましたか?実はここにも文章が隠れていました

難しいことをたらたら話してしまいましたが

もう一度言うようにPの良さは聞けばわかるのです

すげ〜って思えるはずです

聴いて下さい、PUNPEEで『タイムマシーンにのって』───




https://www.youtube.com/watch?v=_fw8ftcQ1Lo

この記事を書いた人

KooBee編集部 Shiguma

わくわく和記号 面白いことが好き

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