コジコジに学ぶ自己肯定感の上げ方|シンタメ|神戸大学生のためのまとめサイト|WeeBee

みなさん、自己肯定感が下がった時、どうしてますか？

ほとんどの人は家族、親友、人じゃなくてもペットや本。何でもいいから頼って肯定してほしくなるんじゃないかと思います。ちょっと最近しんどいな～上手くいかないな～って時に何か助けになる存在がいると心強い。

ちなみに私にとってその存在とは「コジコジ」です。

そう、この子。ふざけてんのか？と思われるかもしれませんが、いたって真面目に話しています。

ちびまる子ちゃんで知られるさくらももこさん原作の「コジコジ」。

その世界観は世の中を生きるうえで気持ちを軽くしてくれる、憂鬱なことを笑い飛ばしてくれる不思議な力がある。と思ってる。

今日はそんなコジコジをちょこっと紹介

①生態

コジコジはメルヘン王国の住人。おそらく地球外生命体です。

ほかのメルヘン国の住人は多種多様。

半魚鳥、天気の神様、天使、やかん、人間界からさらわれて迷い込んでしまったメルヘン国唯一の人間ジョニー君。

コジコジは見た目に反してかなり癖が強いですが、それはほかの住人たちも負けず劣らず。とにかくメルヘンだからですべてがまかり通る世界に住んでいます。

②言動

名言もあれば迷言もあります。（迷言が9割）でも、すべての言動に「何もかもを肯定して生きながら自らを貫く」という姿勢があらわれているのがコジコジ流。

これはコジコジ史上稀に見るちゃんとした名言。ジロー君（半魚鳥、コジコジのクラスメイト）が「いいかげんな事を言うな」と言ってますが、意外と的を射てるし、なんか良いこと言ってるやんって場面。

「キミは簡単にあきらめるタイプだな」「それ　わりといいタイプ？」って返し、好きです。

この顔で「知らないんじゃあしょうがないねえ。シンナーどう？」って聞くところがツボ。

それに対して「うめえよっ」が絶妙にシュール。

ちなみにアニメではシンナー吸ってるところはさすがにカットされていて、これは漫画でしか見られない貴重なシーン。

コジコジに出てくるキャラはたとえモブであっても強烈な印象と、どこか愛おしさがあります。

ちなみにこのシンナー吸ってるやすあき。髪型ダサくて作画ミスのはなわくんみたいなやすあきも、コジコジの登場人物であるだけで、なんとなく愛おしさがあって温かい目で見守りたくなりませんか？え、ならないって？漫画を読んだらなるんですよ。たぶん、知らんけど。

コジコジ好きなら知ってる方も多いであろうこのシーン。

「頭悪いね」と言われたら「良く知ってるね。そんなことがわかるなんて君は頭がいいんだね」と返しましょう。

※嫌味ではなく純粋な気持ちで言うことが大事

いろいろあってクラスメイトが死にかけているとき。

笑顔で「そろそろ死んだかなあ」っていうコジコジは倫理観終わってるけど

倫理観ある振りしながら「たぶん死んでるけど」っていらん枕詞つけるジロー君（半魚鳥）もなかなか。

③コジコジを見てほしい

Youtubeで一挙放送中なので、ぜひ↓

小学生の時に読んで一生忘れられないおたんこナスの回とコジコジ史上最も感動できる手紙の回。そして、コジコジのすべてが詰まった1話は必見です。

④コジコジって何だ

コジコジみたいになりたいわけじゃない。今の世の中、コジコジのように生きていけないこともわかってる。でも、コジコジになってメルヘンの国で生きてみたいと思うことがある。

「君は何になりたいんだ？」って就活で聞かれてこれぐらいのことを返せる度胸があれば一生自由に生きていけるのかもしれない。

漫画内では結構クールとされているふたり（おかめちゃんと名前忘れたなんか王様っぽいの）

コジコジって友達いなさそうだなと思うけど、（実際親友って感じの子はいない）生まれ変わってもコジコジとは絶対分かり合えなさそうなこのふたりがこんな風に言ってるのがいいんです。

というわけで、みんながコジコジのような考え方ができれば、たぶん明日も世界は平和に回ってる。知らんけど。