Ghanna Ghanna代表として、体制変革やイベントの開催を実行。アカペラの魅力といえば、‟一体感”。全リーダー必見、理想のチーム・団体の作り方。
PROFILE
濱田 矩行
一般の人も楽しめるアカペラを
-アカペラを始めたきっかけ、Ghanna Ghannaに入ったきっかけは何ですか?
高校まではずっと運動部で、友達とよくカラオケには行ってましたが、歌うのが好きな方というくらいでした。昔からハモネプを見てて、アカペラに興味はありました。新歓祭で実際に聴いてみて、こんなに人を感動させられるんだって思いました。新歓のアカペラ体験で歌ってみるとまた楽しくて。先輩もいい人ばかりで、知り合いもたくさん出来そうだなと思って、入りました。
-Ghanna Ghannaについて教えてください!
だいたい6人くらいでグループを作って、色んな曲をやります。アカペラのいいところは曲のジャンルを選ばないところで、ジャズ、J-POP、洋楽、プロのアカペラグループの曲、情熱大陸の曲など、色んなジャンルに手を出せる面白さがあります。
-アルテマについても教えてください!
それまで一般的にアカペラっていうと、きれいにハモって、という感じだったんですけど、ラップも入れてみて…イメージとしては夏のフェスとかでお客さんが思わず手を叩きたくなるようなものをやってみようということで組んだバンドです。アカペラって“アカペラをしている人に向けてのもの”っていうのがあったので、とにかく一般の人にも伝わるアカペラをと思っていて。B’zとか湘南乃風…あとはポルノグラフィティとかアカペラっぽくないイメージの曲をしていましたね。バンド解散のラストライブでは300人ぐらいきてもらって、湘南乃風の曲ではお客さんにタオルを回してもらってました(笑) 去年の春に解散してるんですけど、今でもメンバー同士仲が良くて、お声がかかれば学祭やイベントに時々歌いに行かせてもらっています。
-ハモネプに出場されてどうでしたか?
たまたまハモネプの募集があって、出してみたらたまたま予選を通過させていただいて (笑) 1回目に出させてもらったのが僕が1回生の冬で、第12回のときでした。緊張しかしてなかったですね。敗者復活戦で決勝出させてもらって、負ける、という感じで。その後、春に第13回に出場して、決勝に進むことができて、ありがたいことに優勝させてもらいました。初めて出たときは「出れるだけでいいや」という感じだったんですけど、2回目は「出れるんだったら結果を残したい」って思って。冬から春で期間も短かったので週に2、3回、22時から集まって練習をする、ということもありました。優勝することができて努力が報われたというか、いい経験をさせていただきましたね。
- 出場した後の反響はすごかったんじゃないですか?
営業というか、色んなイベントで歌ってくださいというのがサークルに来るんですけど、それを「アルテマ」と名指しで呼んでいただいたこともあって。一度、Kiroroさんと共演させていただいたこともあります。セッションみたいな感じで「上を向いて歩こう」を一緒に歌うという。(自身のそばを指して)ここで歌ってました!Kiroro!!(笑)
- Ghanna Ghannaの代表としての思い出や考えを教えてください
僕が代表をやっていたのが2回生の後期から3回生の前期なんですが、今年1回生が100人近く入ってくれて全人数が200人を超えました。今までは運営を6人でやっていたんですけど、もうちょっとみんなでサークルを動かすようにしないと活動が回らないなと。ガラッと体制を変えて、みんなでサークルに関わっていけるような形にしたのがいちばん大きいですね。新しくイベントもやろうということで8月にハーバーランドでイベントをしました。社会人の方や他大の方も含め出演者は100人くらいでした。一般の人にアカペラの楽しさを知ってもらうという目的があったんですが、延べ2000人くらいのお客さんを呼ぶことができたんです。サークルとしても人数が多いと活動に関われる人とそうでない人が出てくるので、スタッフとして1回生に力を借りるなどしました。1回目のイベントとしては上手くいったかなと思いますね。歌うのももちろん活動なんですけど、イベントとか歌う場を自分たちで開拓していくサークルになっていくと、所属している人たちが充実感を得られるようになるかなという感じです。
-濱田さんの考えるアカペラの魅力は何ですか?
チームの意志を統一してみんなで目標達成に向けて頑張れるということ。それとお客さんの反応をダイレクトに感じられることかな。盛り上がってるときとかめちゃくちゃ気持ちいいです。200人がスタンディングでタオルを回すという。一体感ですね。メンバーともそうだし、お客さんとも。練習中に感じるかライブ中に感じるかは分からないけど、今めっちゃ一つになったなっていう瞬間があるんです。それが最高の魅力です!!