公認会計士を目指した理由は?

1回生の夏休み頃にふと将来に不安を覚えたことがきっかけですね。そのときに4年間もある大学生活の中で、時間があるうちに一つ自分でやりきったと言える何か、他の人にはない何かを身につけたいと考えるようになりました。そして公認会計士は努力が報われる資格だと聞いて取ってやろうと思いました。

資格の勉強と大学生活の両立は?

資格を取るまでの約1年半は勉強ばかりしていました。その期間は大学生活を満喫できなかったと考えることもできますが、その期間集中して勉強だけに専念できたことはとても濃い時間の過ごし方だったと考えています。神大には同じような境遇の人もたくさんいて、日々励まされていましたね。勉強に費やした1年半には満足しています。もちろん、それ以前の期間にはサークルやバイト、もちろん遊ぶときは遊んでメリハリは付けていました。

神戸大学のいいところは?

神大のいいところ、というか好きなところは入学前も今でも六甲台キャンパスです。あとは神戸の街並みはすごく好きですね。資格の勉強中も、図書館で遅くまで勉強した帰りにはキャンパスからの夜景を見て勉強のモチベーションを高く維持していました。また、勉強をする上で神大のいいところは、経営系の有名な教授が多くて授業も興味をひくものが多いところだと思います。

大学生活を送るうえで大切にしていることは?

『「今」しかできないことを考えること』ですね。大学生活って自由なんです。だからこそ大学生は何をするかをそれぞれ自分で決めないといけないと思います。私の場合は公認会計士の資格をとることが「今」しかできないことだと考えました。また、今いる環境で知識を積んで、早く信頼される会計士になり、将来は海外でも働いてみたい。それが私の「今」考えていることです。

高校生にひとこと

神戸大学には色んなことをしている人がいて、とても刺激を受けることのできる環境が整っています。また自分がやりたいことをやりたいようにできます。受験勉強の合間に大学生活を自由に妄想して、やりたいことを探してみてください。