ブランドを立ち上げたきっかけは?

元々、服に関わることは好奇心から始めました。まずストリートスナップを街に出てやってたんですね。ツイッターのアカウントとかインスタのアカウントをそれ用に作って、全然知らない人に声をかけて写真を撮らせてもらってました。でもこれって服に対して受け身だなって思ったんです。それで自分がどれだけ人に影響を与えられるかを試してみたくて、そのために服に対して能動的な関わり方をしてみようとしたのがきっかけですね。今までなかったものを作ってみて、周りの反応を見てみたかったんです。

ブランドにこめたコンセプト。

一番生活の身近にあるものの1つが服だと思うんですけど、一番身近にあるのに「これが正解」みたいなものはないじゃないですか。服は常に主観的な評価にさらされるものなんです。だからこそコンセプトは”自分なりの着方を楽しんでもらいたい”というのが一番にありますね。

インスピレーションはどこから?

長期休暇の時に一人で旅をするんですよ。そういうところであった人・景色からインスピレーションを受けることはけっこうありますね。例えば南米に行きましたし、ここから50時間くらいかかるボリビアにあるウユニ塩湖、あとペルーなどに行きました。ヨーロッパ、西欧はほとんど全部回りましたね。

服をデザインすること・販売することの魅力。

自分のデザインしたものが直で他人から評価されるところですね。服が好きで服を着るだけだったら自己完結で終わると思うんですけど、売り上げ・数字がもろに出るので、人に与える影響、自分が作った服のおしゃれさを可視化できる部分があるのが魅力だと思いますね。 儲けることはあんまり考えていなくって、単純に自分の作った服を着てもらうことがうれしいです。実際に僕の服を着た全然知らない人同士が飲み屋で一緒になって、「あ、それTATATAやん。」って話になって仲良くなったという話も聞いたことがあるので、そういうのを聞いたらめっちゃ嬉しいし、やりがいを感じます。

神大にきてよかったこと。

国立だしいろんな地方から人が来ますよね。だからこそ、いろいろな文化・考え方を持っている面白い人が多いと思いますね。休学して世界一周に出る人がいたり、ボランティアで熊本に行って、そういう団体を立ち上げた友達もいたり、そういうのが刺激になります。

神戸大学にきて楽しいこと。

楽しいことは時間がある分、自分がやりたいって思ったことをできる時間が十分にあることですね。それはありがたいと思います。

大学生活とは?

勉強でも何でもいいんですが、自分が正しい、自分が今しないといけないと思ったことをやるための期間だと思ってますね。

どういう高校生だった?

ほんとに調子乗りでしたね。大きいことをいうところがありました。でも◯◯をしたいじゃなくて、◯◯をするという言い方をすることを心がけてて、やりたいで終わらせるんじゃなくて、実際に行動に移すことは高校の時から意識してました。

高校生にひとこと。

これから進路のことで絶対に迷うことが出てくると思います。実際僕もそうでした。でもその時に自分の信じるものを他人に決めさせるのはよくないし、たとえどんな結果であれ、自分のした選択が正しい答えだと思うので、そこは貫いてほしいです。

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