神戸の冬には欠かせないルミナリエ。デートスポットにもオススメのイルミネーションですが、もともとは阪神淡路大震災で亡くなった方への鎮魂と追悼、神戸の復興を願って行われているもの。そんな想いのこもったルミナリエがなくならないために募金活動を行っている塚本・寺田研究室。神戸大学工学部の塚本教授と、ルミナリエに対する神戸の人の想いのはなし。

Q.塚本教授がルミナリエで募金活動をしようと思ったきっかけは何ですか?

募金活動は、どちらかというと今は研究室の学生が中心になってやっています。ルミナリエは去年までは神戸の復興と震災で亡くなった方たちへの鎮魂、という目的でやっていて、継続のために運営基金が必要やと。だから募金協力しようという風になって、うちの研究室の学生を中心にいろんな人たちがボランティアで募金を手伝う、という形でやってるんです。

最初は募金じゃなくてファッションショーとかやってたんです。私が神戸に来た時に、神戸ベンチャー研究会で公演して、「ウェアラブルを神戸から」ってことを押し出したんですよ。神戸にそういうのってすごく合ってて、新しい文化、ファッションだ、神戸から始めないといけない、と言ったらそこにいる人たちがすごく賛同してくれて、じゃあルミナリエでなんかやりましょうよって言ってくださってファッションショーに出始めました。電飾服を作って、展示し始めたんです。ある時から資金が足りなくて、ステージがなくなって、ルミナリエの存続があやしい、という風になってきて、それは何が何でも協力しなきゃと思いました。神戸を代表する、もしかしたら全国を代表するイルミネーションなのに、なくなるなんてもったいないじゃないですか。だから最初はウェアラブル推進とか、産業復興という目的でルミナリエに参加してきたんですけれども、徐々に目的が変わってきたという感じですね。

Q.今後どういう想いでルミナリエと関わっていきたいですか?

もっと全学的にやりたいなって思うんです。私は電気電子工学科の人間だから、電気電子でもやりたいんだけどね。だからうちの研究室でするっていうよりも、電気電子工学科でやる、とか神戸大学として募金活動をしてる、みたいな。そんな風にしていきたいんですけど、話を大きくする方法を知らないので今はこんな形でしています。だから当日、ぜひ募金してほしいなあと思います。

12年間神戸に住んでいる夫婦

子供の時に初めて見に行った記憶があります。ルミナリエは点灯する瞬間、あの瞬間がすごくいいんです。胸が熱くなります。行ったら必ず募金するようにはしてます。

阪神淡路大震災を経験してる神戸で、神戸の復興を願ってできたものだから今後も続けていってほしいなって思いますね。

神大フラッシュモブサークル、チャリプロのお二人

・僕は震災っていうイメージよりもキラキラしてて、きれいで、デートスポットっていうイメージの方が強いかも。彼女いない勢6人で行って、なんで行ってんねん!てなりました(笑)
・僕は小さいときに行きました。その頃はデジカメじゃなくて写ルンです、はい、の時代やった!

その写真屋さんの前で、迷子になったらお母さんと待ち合わせるように決めてました。懐かしいなあ。本当に綺麗ですよね。神戸に住んでてよかったなあって思います。

HP:http://www.kobe-luminarie.jp/

KOBEルミナリエを今後も続けていくために、
1人100円の会場募金にご協力ください。