どうも。4回生になりました。文学部生です。
4回生となりましたこの4月、履修登録を完了しました。
週1コマです。ゼミですね。
それ以外の単位は取り終えたというわけです。わーいわーい。
つまり自慢なんですけれども、自慢がてら、
3年間で単位を揃えるために用いた
〔効率厨的単位取得の思考方法〕をお話できたらと思う次第です。
※文学部で実践することを想定しています。
他学部の方は、同一の方法が効率的でない場合があります。
特に理系の方は、一部教養科目で使える可能性があるかもしれない程度です。
あと教職も取ってないので考慮していない部分があります。
悪しからずご了承の上お楽しみください。
※あくまで、最小の時間で単位を取ることを目的にした思考法です。
授業内容や友人との付き合い、有意義な勉学など、単位の他にも授業には多くの価値があります。その中で単位に特化したくなったときの思考法、フィクションとしてお楽しみください。筆者も、これを完全に3年間実践したわけではありません。
その前に、私に関する簡単な情報を示しておこうと思います。
単位の取りやすさはサークル・バイトの量や家と大学の距離にもよりますので。
○サークル活動
1.我らが神戸大学KooBee。当サイトの運営サークルです。
2.もうひとつ。詳細は申し上げませんが、この活動に付随した諸活動なども含めると週の半分はこっちの活動です。
サークル活動はこの2つですね。
どちらも活動は、平日は夕方以降、あと土日です。
合わせて、だいたい週4~5日、たまに多くて週7日が課題活動です。
○アルバイト
バイトはさほど行っておりません。
・1,2回生:平均して週1~2日ほど
・3回生:週2~3日
なんとなく、こんなペースで3年間働いて参りました。勤務は夕方〜夜のものがほとんど。
○居住
六甲エリア。
駅まで徒歩十数分、大学まではバスで30-40分という具合です。
以上のような大学生活を送り、活動に加えて人付き合いや趣味の予定が入ります。平日昼を除けば夕方〜夜と土日は何らかの予定があるという形です。
つまり、語弊を恐れず言えば、授業のことをするのは基本的に平日昼のみという毎日です。(大学生とは)
というわけで本記事では、私のごく個人的な大学生活の締めくくりとして、3年間で極めた、かける時間を極力減らした効率厨的単位取得法のご紹介です。
もしお暇でしたら、ぜひお付き合いいただければ。
履修の組み方
最も大切なのが、履修登録という作業。
ここで失敗したら半年が無駄になります。
効率厨的に大切な事項を挙げてみましょう。
1.空きコマは作らない
2.全休はできたらでいい
3.授業を入れすぎない
4.レポート課題を選べ
5.楽単度のリサーチをしよう
ひとつずつ説明します。
1.空きコマは作らない
空きコマ、時間の無駄です。埋めましょう。
空きコマを利用してカフェで勉強♪オシャレなキャンパスライフ★QOLの風が吹く♡
とかないです。
ここは神戸大学。山の上のキャンパス。空きコマなんてあっても土遊びぐらいしかやることないでしょう。
とは言っても、空きコマを埋めるためにあまりに興味のない授業を取るのもNG。授業ひとつへのやる気が下がるだけで、他の授業全てに伝播します。なけなしのモチベーションを保つのが肝要。
必修授業が最初に入り、次に取ってもいいかと思える授業を入れ、最後に空きコマを埋める授業を入れる。これで履修登録は完了です。
空きコマに興味のある授業が無くて埋まらない、というのが1~3個あって少し空きコマが残る。という程度で大丈夫です。
少ない空きコマと、授業と授業の間の時間。課題を終わらせるには十分な時間です。
毎週この時間を使って、毎週の課題を終わらせましょう。
2.全休はできたらでいい
全休とか作っても仕方ないです。
周りは授業に行っています。遊ぶ相手も居ないしサークル活動もない。
家のこたつでみかんを食べる日が毎週訪れます。
正月だけでいい。その時間で単位取れ。
もし平日に遊びたい!という日があれば、その日に休みましょう。休んでいいです。
数回分の出席点の損失では単位は落としません。
(大抵の授業は、です)(それなりの数になれば成績は多少落ちます)(休みすぎたら当然単位も落とします)
全休は履修登録をしている時の一時的な快楽に過ぎません。全休のために授業を減らせば、その分の単位を3回、4回になって追いかけるはめになります。
むしろ3,4回になれば周りも全休を作り始めます。そして必修授業も減り、自由度が上がります。
そうなれば話は別。全休を積極的に作った方がいいでしょう。
そもそも一年で取るべき単位数が少ない文学部は、自由度が高くなった際に全休を作らなければ、1コマのために大学に行くとか、空きコマだらけとか、無駄な時間を過ごすことになります。全休ができるのは必然です。
こうなる頃には全休が週2~3日というのも可能。
旅行の予定を立てたり、昼からアルバイトに励んだり、就職活動に本腰を入れたり、有意義な活用をしましょう。
3.授業を入れすぎない
空きコマ作らず、全休も作らず。その結果大量の授業を抱える、というのも良くないですね。
あまり授業を入れすぎると一週間の体力消費が増大し、なんの必要もないのに授業を休んだり、授業外の活動に支障をきたしたりという事態に陥ります。
それと期末の時期が地獄になります。
自分の体力と授業・課題への対処能力を考えて、なんとなくの上限を決めましょう。
授業がどれだけ楽か、授業内容にどれだけ興味を持てるか、などの要素によっても1授業に対する消費体力は変動するので、なんとなくの上限で大丈夫です。
参考程度に、筆者は週15コマ前後で限界に近いという感じです。
それ以上は 期末課題をこなせない/授業に行きたくなくなる/大学に飽きる などの問題が生じる可能性が上がりました。体感ですが。
それと、言うまでもないと思いますが、1限5限はできるだけ避けたい。
1限は8:50開始。そんな朝から山の上に行ったら酸欠で野垂れ死にます。個人の感想です。というか個人の体験です。死にました。
5限は、人との予定が合わなくなります。
「18時集合でいい?」「ごめん5限あるー泣」なんて会話、何度見たことか。
サークル活動やバイトの時間にも5限は浸食して来ることがあります。そのせいで5限を憎み、その授業ひとつ落とすだけでも勿体ないし、場合によっては授業全体のモチベーション低下につながることも。よくない。
5限終わりにサークルやバイトがちょうどいい、帰り道に5限オンラインを受けたらちょうど家に着く、というような、5限があった方が都合良い!(※)という場合はその限りではありませんが。
いずれにせよ、18:30まで授業を受けるという生活が半年継続することを理解してから履修登録しましょう。
※シラバスに記載の「オンライン」の文字を信じて履修登録をしたら対面だった、なんてことはざらにあるので注意です。
こういった悪質な「シラバス詐欺」は、履修取消をしましょう。
我慢して受ける人が多いから、詐欺がまかり通るのです。世界の平和のために取り消すのです。
4.レポート課題を選べ
大抵の授業の成績評価は、平常点(出席点)と期末課題です。
ほぼ毎週、出席するか課題を提出し、そして期末課題をクリアすれば晴れて単位取得です。
期末課題は基本、テストかレポートです。
そのうち、レポートが課される授業を選びましょう。効率を考えればレポート一択です。
違いは、所要時間。
テストは、どんな問題が出されてもある程度答えられるように、授業内容を網羅的に復習する必要があります。半年分のレジュメ、読むだけでも膨大な時間がかかります。
その復習を、自分が十分だと思うまで行います。
十分っていつだよ。どれだけやれば十分なんだよ。全然理解できないし!
という不安と焦りから、1授業にかける時間は伸び続けるのです。
一方でレポートは、自分で授業内容から選択した内容について、自分で調べて作成します。
最悪、レジュメ一枚あれば書けるということです。
復習というよりは、自分が記憶に残ってる事項のひとつについて、ひたすらCiNiiで論文を調べて読むという作業になります。論文を読むと言っても、精読するんじゃありません。概要や結論を読んで、自分のレポートに使えるか判断していくだけ。
それで2,3本使うものを見つけたら十分、ざっと内容を理解して、使える部分だけ使いましょう。
そしていざレポート作成となれば、規定の文字数以上を書けば終わり。提出です。
期限内に出せば、余程ひどいものを出したか、もしくは全然授業に行っていない/課題を出していないかという場合を除いて、基本的に単位が出ます。
規定量のレポートひとつ出せばその授業は終了。それ以上に時間をかける必要は無いというわけです。
とは言ってもレポート苦手だし…。という人、いると思います。筆者も最初はそうでした。
安心してください。レポートは数です。たくさん書けば、どんどん書けるようになります。
書く経験に加えて、レポートを書くために論文を読む。という作業を期末の度に繰り返していれば、レポートをどうやって構築すればいいか、どうやって字数を稼げばいいかが自然とわかってきます。
そのためにも、今は頑張ってレポート授業を多めに取ってみることをオススメします。
少しだけ詳しくレポートの書き方のヒントを後述しています。
よろしければそちらをご参照ください。
それと、一回でレポートの授業をたくさん取ると良いことは、授業内容の交換ができます。
授業Aで学んだ内容を授業Bのレポートで使い、授業Bで学んだ内容を授業Aのレポートで使うということです。
レポートの評価点のひとつはオリジナリティ。
こっちからしたら「なんか最近聞いた内容と結び付けてみた」ってことでも、「この2つを結び付けるのね、おもしろい!」って評価してくれることがあります。
毎週のコメントペーパーにも使える手法です。
5.楽単度のリサーチをしよう
授業には楽単度という指標があります。すなわち、どれだけ楽に単位が取れるか。
効率厨としては見逃せない貴重な情報です。
積極的に有識者からの情報提供を求めましょう。
別名の授業でも教授が同じなら楽単度は同程度です。教授の名前でリサーチしましょう。
出席の有無、出席課題の容易さ、最終課題の重さ。
教授の話の分かりやすさ/面白さも大事な指標です。分かりやすい/面白い授業はモチベーションが上がる、内容が記憶に残るのでレポート執筆時に記憶が辿りやすい、などの利点があります。
そして文学部では、履修者の人数も楽単度を表すことがあります。
履修する授業の自由度が高い文学部は、楽単度の高い授業に学生が集う傾向にあるという仕組みです。
・使用する教室が広いところ。
・よく聞く教授の名前。
・以前大量の学生が座る教室を目撃した。
などは楽単の気配です。
ただし選択必修で1回生が沢山受けているだけの授業・教授だった。みたいなタネがある可能性もあるので注意です。
出席点・平常点
さて、履修登録が終われば授業です。
授業の受け方も、効率を追い求めて行きましょう。ポイントは以下の5点。
・欠席は計画的に
・授業開始時期にカレンダーを確認
・初回と終盤は優先的に出席しよう
・コメントペーパーは授業中から書く
・課題ルーティーンを作る
数回分の出席点損失では単位は落とさないと前述しました。
「数回分」というのは最終課題の出来や、教授が決めるボーダーによります。
セメスターの授業(1+2Qか3+4Qの、半年行う授業)なら、3~4回の欠席に収めておくのが安牌。
クオーターの授業なら、2~3回。
どちらも、シラバスに予め記載されている場合もあります。
「3回欠席で確実に不可」など、知らなかったら危ない爆弾な可能性もあるので必ず確認しましょう。
それ以外の場合は点数制なので、期末課題や毎日の課題を頑張れば、多めに欠席してもカバーできることがあります。
ただ、そこで綱渡りをして単位を落としたら、半年の努力が水の泡。ギリギリは攻めないで、不必要な欠席は避けましょう。
授業開始時期にカレンダーを確認
大学生の春休み・夏休みって長いですよね。
そこでやりがちなのが、〈平日の昼間に予定を入れる〉という失敗。
春休み中に2,3カ月の予定を立てようとして、当然のように平日昼間に予定を入れるのです。大学生は。
授業があるということを忘れ、意気揚々とカレンダーに書き込む。
あるいは授業開始日を把握しておらず、「この日ならまだ大丈夫でしょ~」と予定を入れる。調べればわかるのに。
そんな愚かで愛らしい大学生諸君、履修登録をしたらカレンダーを見ましょう。
既に欠席が確定している日がいくつかあるかもしれません。
何回休むことが確定しているのか、これを確認せずに行き当たりばったりで欠席すると、気付けば単位がこぼれ落ちています。
一回目と終盤は優先的に出席しよう
大切なのは、「どうすれば単位が取れる授業なのか」を把握することです。
言ってしまえば、それ以外は単位取得には不要です。(あくまで「単位取得には」です)
効率厨にとって大切なこの事項を確認するのは、履修登録時の事前情報と、初回授業、そして終盤の授業です。
特に初回授業は最も大切です。初回授業で得られるのは、以下のような情報。
・出席の有無
・出席課題について
・最終課題について
・(レジュメの様態)
わかりますか?そのまま楽単度です。
そしてこの情報は、その後の授業の受け方にも必要な情報です。
・出席の有無
多くは語りませんが、出席確認を行わない授業もあります。その後の授業の受け方に関わりますね。多くは語りませんが。
・出席課題について
例えば「毎回授業内容を要約して提出しろ」というものだったら、毎回90分、話を追い続ける必要があります。
「コメントペーパーを提出しなさい」だったら、コメントペーパーを書ける内容を発見することが取り敢えず毎回のタスクです。
成績評価に関連することもあります。
複雑な出席課題なら大抵は成績評価に直結しますが、出席課題の内容が成績評価に関係しないという説明をされることもあります。
そういった場合は、成績を取れるようなコメントではなく、率直に思ったことを綴るだけ。幾分かリラックスして授業を受けられます。
・最終課題について
ここが最も大切です。
最終課題をクリアするために、毎回メモを走らせながら授業を受ける必要があるのか。
関心事をいくつか発見するだけで、後で深めればいいのか。
授業一回分のテーマを深めるだけでいいのか。
授業の受け方や、欠席のしやすさに大きく関わります。
欠席したら大変そうなのにもう予定が入ってる!という場合は最速で言い訳をこしらえて教授に謝りに行きましょう。
最終課題のテーマは大抵、「(予定です)」とか言いながらもある程度のものを提示してもらえることが多いので、これを聞き逃さず、その後の授業の受け方を考えましょう。
・(レジュメの様態)
どんなレジュメが配布されるのか、ということです。
大抵の授業はレジュメに沿って進められます。
ただし、
レジュメの内容を純粋に説明されるのか。
レジュメの内容の何倍も口頭で説明されるのか。
そもそもレジュメがあるのか。
というようなばらつきがあります。
場合によってはレジュメを手元に残すだけでは出席課題や最終課題に手が付けられない、ということも。
その場合は、授業に行って、必死にメモを取ることが単位に必要な条件となります。
初回授業では以上のような情報を、確実に入手しましょう。
最も大事な情報がもらえることに加え、初回授業はガイダンスだけで30分で終了。とかもあります。コスパ最強。効率厨的には外せません。
そして終盤になれば、最終課題について詳細な情報が公開されます。
いち早く課題の情報を獲得して、期末時期の予定を立てる必要があります。そのためにも、最終課題の情報がでるまでは、終盤辺りは欠席しない方がいいでしょう。
コメントペーパーは授業中から書く
出席課題のうち、文学部で最も多いのがコメントペーパー。
授業内容について疑問に思ったことやら思ったことやら考えたことやらを書き連ねて提出するわけです。
授業に関係していれば、内容はさほど問われません。
つまり。
授業の最初の方の内容に関して書いても、最後の方の内容に関して書いても、単位取得の面ではどちらも同じコメントペーパーということ。
だったら、なるべく早くコメントペーパーの内容を決めた方がいいでしょう。
コメントペーパーを書き終えて余った時間は(自主規制)。
課題ルーティンを作る
毎週同じ時間に授業を受けて同じ形式の課題が出されるわけですから、どの授業の課題を何曜日のいつに終わらせるか、というルーティーンが自然と、3~4週目ぐらいには完成します。
このルーティンを意識しましょう。
毎週十数コマの授業を受けていると、課題を失念することも当然あります。ルーティーンがあれば、例えそこから外れたことがあっても、その部分だけ修正するように意識するだけで課題を取りこぼしません。
授業と授業の間の時間、空きコマ、(授業と授業の間の時間と授業と授業の間の時間の間にある時間)、これらの空き時間を上手く活用するように課題を完了させ、それをルーティーンとして続けるようにしましょう。
レポートの書き方
さて、レポート課題の授業を勧めた手前、レポートをどう書くかというのもある程度語らないと無責任というもの。
ここでも効率厨的な手法を紹介だけしておきます。
※あくまで筆者のやり方です。
これを読んで「なるほど!そうすればいいのか!」というほど理解する必要はありません。
なんか分かった気がする部分だけ覚えて、次回のレポート課題で思い返しながら自分なりにやってみてください。そのうち自分のやり方が見つかります。
レポートで肝心なのは初動です。すなわち、
①テーマを作る
②構成を作る
この2つは、ほぼ同時並行。大切なのは、脳内のトライ&エラーです。
授業内で得た知識
↓
それに対する自分の解釈・疑問・回答=自分の主張
↓
自分の主張を補うための文献
という順で探し、
授業内で得た知識
↓
それに対して考えたこと=問題提起
↓
自分の主張を補うための文献
↓
自分の主張
という順に再構成してレポートにします。
めっちゃフランクに要約すれば、
「なんか授業でこんなこと言ってたじゃん?
でも俺、違うと思うんだよな。(orもうしそうなら、こういうことになるんじゃね?)
だってほら、なんかこんな事言ってる人いるし(文献)。
だからやっぱ、これは違うよ(これが本当ならこういうことになるよ)」
という感じでレポートを構成すれば良いのです。
これを作るために、論文を読みながら脳内トライ&エラーを行います。
使うのは、みんな大好きCiNiiさん(URL:https://cir.nii.ac.jp/ )、あとたまに他の授業のレジュメです。
CiNiiを開いたら、授業で記憶に残っているキーワード、あるいはレポート課題として提示されている指示があれば、そこからキーワードを持ってきて検索していきます。
「本文リンクあり」の絞り込みを忘れずに。
そして出てきた論文を、軽く読んでいきます。
読みながら、
○レポートはこういう主張にしたい(できればいくつか、もしくは幅を持たせて)。
○主張のためにはこういう根拠が必要。
○このレポートは根拠になってくれるか?
の3点を平行して考えましょう。
そして、
○この部分使えそう!
○この部分を根拠にして主張を補おう!
○それなら自分の主張は「~~」だ!
という感じで逆算的に繋がればOK。その論文を使ってレポートを作りましょう。
根拠になるレポートは、ひとつで済むことはあまり無いです。
いくつか読みながら、使えそうなものを見つけていきます。
そして、「お!これは使えそう!」という論文を見つけた時、肉付けや補助として、それまでに読んだ、「使えそうだが決定的でない」論文たちが使えます。
※あたかも論文をたくさん読む必要があるように書いてありますが、その必要はありません。
論文の冒頭にある要旨や、「はじめに」、もしくは最後の「結論」や「考察」を読めば使えるかどうか、なんとなく分かります。使えそうなら、使えそうな部分だけ読めばいいのです。
一部だけ読んでもよくわからない。全部読もうにも長すぎる。という場合は使わないフォルダーに入れて大丈夫です。時短。集中力持続。こっちが優先です。
他の授業のレジュメも、使い方はCiNiiと同じです。
ただ、わざわざ毎度漁りに行くメリットはあまり無いです。
頭の片隅にある授業内容で、使えそうかな?と思ったものがあったら復習のためにレジュメを探しましょう。
これを使う場合、「出典がレジュメ」では許されないので、誰の主張でどの著書の内容かを確認して、そっちを文献として使いましょう。
テスト期間の過ごし方
最後は、テスト期間についてです。
最終課題の締め切りが重なるテスト期間。ここでのしくじりは、半年の努力を水の泡に変え得る恐怖の期間です。
大切なのは、
予定を立てる
これだけです。
息抜きに飲み会の予定を立てるという意味ではありません。
レポートをいつやるか、の予定を立てるという意味です。
参考に、私が二回生の後期の時に作ったものを載せておきます。
Googleスプレッドシートで作成しています。スマホでもGoogleにログインするだけで見られるので、タスクを確認しやすいです。
記入するのは、①締切日時、②提出方法やレポートテーマの指示、そして、③自分がいつやるかのメモです。
予定を立ててみたら既にだいぶ詰みかけてた!とかシャレになりません。
余裕を持って予定を立てられるよう、できるだけ前もって予定を決めましょう。
そして予定を立てたら、死ぬ気でレポートを終わらせます。
テスト期間の1週間、そこだけ頑張るだけです。それで単位が出ます。
まとめ
さて、長々と、効率厨の単位の取り方を語って参りました。
もしここまで読んでくれた方が居たら、ありがとうございます。
今回紹介した授業の取り方は、あくまで効率を重視しようと思ったら、というフィクションだと思ってください。所々、大学生や授業の本領を無視したように感じられる箇所があるかもしれませんが、フィクションだからです。空想です。机上の空論です。
この記事の通りにしたら確実に上手くいくというモノでもないです。個人差が大いにあるので。
効率的に単位取得を終わらせたかったら、基本の考え方を覚えて、あとは実践の中で自分のやり方を見つけて下さい。
効率的というのは、コスパ・タイパの話です。
つまり、単位を落とすというのは最大の失態。
今回紹介した効率厨の考え方を意識するだけで少なくとも単位は落とさなくなり、結果GPAもそれなりに高くなると思います。
これからの大学生活、最大限楽しむために単位取得のためのリソースを減らしたな~なんて考えていた人は、参考にしてもらえればと思います。では。