コロナ禍を脱して久しい今日、卒業旅行先として再び注目が集まっているのがヨーロッパ!
食・文化・アクティビティ、どれをとっても素敵な国が沢山ありますね。
女子旅で行くのもよし、サークル仲間複数人で行くのもよしですが、筆者はこう思うのです。
「ヨーロッパ一人旅、アツくない?」
「一人旅なんて、言語の壁があるから怖いし、何から準備したらいいかわからないし、 危険そうだからムリムリ!」と思ったそこのアナタ!
今回の記事はそんなアナタにぴったりの記事となっております。
ヨーロッパで一人旅を複数回経験した、現役女子大生である筆者がTipsを共有します。
参考:行った国一覧
スペイン・イギリス・ベルギー・オランダ・ドイツ・フランス・スイス・デンマーク・
オーストリア・ポーランド・チェコ・ノルウェー・ハンガリー・スロベニア・イタリア・クロアチア・モナコ
目次
1.一人旅でも外さない!安くて安全な宿の選び方講座
2.ヨーロッパ一人旅必須のアプリ講座
3.安全第一!ヨーロッパ女子一人旅を安全に過ごすための講座
1.【一人旅でも外さない!安くて安全な宿の選び方講座】
旅について回るのが宿探し。学生でお金がない身なので、少しでも宿泊費を浮かせて食費や観光費用に回したいですよね。
となると、選択肢に入ってくるのがドミトリーです。
ドミトリーとは、相部屋の格安宿泊施設のことを指します。お財布に優しい反面、相部屋なので安全性も考えなければいけません。
そんなドミトリー探しに関する、筆者のTips3つを紹介します。
① Booking.com【クチコミ 8.0以上】のドミトリーを選ぶべし
ホテル予約サイトは数多くありますが、なかでも筆者が愛用していたBooking.comを例にお話をしようと思います。
筆者が宿選びで気をつけていたことの一つは
【口コミ 8.0】
を少しでも下回るドミトリーには泊まらないということ。
主観的にはなりますが、口コミ件数が500件を超えている、
かつ評価が8.0以上のところはだいたい当たりのドミトリーです。(個人の感想です)
低価格に釣られて、「口コミ7.8だけど、安いからいっか、、!」となる気持ちもわかりますが、
女子一人旅には潜在的な危険性が伴いますので、ここは安全第一に考えましょう。
② 日本人のクチコミを参照すべし
Booking.comは世界各国にユーザーがいるアプリなので、当然クチコミも色んな国の出身の方が書いています。
そんな中で、特に重視してほしいのが【日本人のクチコミ】です。
なぜなら、日本人の衛生観念の高さは世界随一だからです。
つまり、他の国の人が「ここ綺麗だったよ!」と評価しているドミトリーでも、
日本人にとっては「そうでもないじゃん、、」となる可能性が高いのです。
水回りの綺麗さなどに言及しているクチコミの投稿者を見ると、高確率で日本人です。
なので、クチコミを確認するときは日本人のクチコミを優先的に見ると、当たりのドミトリーを引ける確率が高まります。
③ 駅から徒歩5分以内で受付に人が常駐しているところを選ぶべし
まず立地に関して、当然ですが駅から近ければ近いほど良いです。
さらに心にとめておいてほしいことは、
旅で最も危険なのは【空港に到着してから、宿に移動するまで】であるということです。
なぜなら、その時間というのはまだその国に慣れていないから。
もしかするとスマホの通信が上手くいかず地図が使えないかもしれません。
さらにフライトの疲れも溜まって、頭が鈍くなっている状況。このことを踏まえると、
一泊目の宿泊地はとにかく駅に近いところをオススメします。
そして受付の有無も大切です。小規模なドミトリーで管理者が一人しかいない場合、 自分で鍵を開けなければいけないドミトリーもあります (レンタルスペースの様に、アプリ経由で開け方が送られてきます)。しかし、そういったドミトリーはあまりオススメしません。 何かのトラブルで鍵を開けられなかった場合、大ピンチに陥ってしまうからです。 何より、受付に行けば誰かがいて助けてくれるという状況は精神的に大きな安心材料になります。
以上のTipsをおさらいすると
Booking.com【口コミ 8.0以上】のドミトリーを選ぶべし
日本人の口コミを参照すべし
駅から徒歩5分以内、かつ受付に人が常駐しているところを選ぶべし
となります!
2.【ヨーロッパ一人旅必須のアプリ講座】
私の母の時代は、交通機関の時刻表は全て紙(当たり前)、GPSつきの地図もなく(当たり前)、
宿は空港や駅にあるインフォメーションセンターで手配してもらう時代だったそう。
でも今や、旅行の準備を全てスマホでできちゃう時代。そこで、旅行準備に必須なアプリを3つご紹介します!
①【Booking.com】
<画像引用元:https://www.booking.com>
既にご紹介したのですが、本当に便利なのでもう一度紹介させてください。
ヨーロッパで宿探しをするなら、Booking.comが最強です。その魅力は、操作の簡単さとクチコミ件数の多さ。
宿を探すときは、①場所(ミラノ、ウィーンなど)②日にち③宿泊人数 の3つを入力するだけ。
さらにクチコミ件数も多いので、安全な宿を選びやすいです。
使い続けると、会員レベルが上がり、お得な特典もゲットできちゃいます。
例えば筆者はロイヤルティプログラム「Genius」のレベル3の会員なのですが、
宿泊予約が10~20%オフやレンタカーが10%オフなどの特典が使えます。(2024年4月現在の情報です)
②【MAPS.ME】
<画像引用元:maps.me/app/>
私が旅行中にとても助けられた地図アプリがMAPS.MEです。
このアプリの特徴は、Wi-Fiなし・データ通信なしでも、事前にダウンロードしていたエリアの地図が見れるということ。
現在位置も見れるし、ダウンロードしておけばお店や駅までの経路も検索できます。
私は旅行に出発する前に、
①訪れる町のエリアの地図ダウンロード
②使用する駅と泊まるドミトリーにピンを立てる
③余裕があれば行きたい観光スポットにピンを立てる
ことを必ずしていました。特に①と②は絶対にしておくことをオススメします。 そうすることで、仮にスマホが通信できなくなったとしても、駅から宿までは自力でたどり着けます。
※個人的な意見ですが、スマホが使えなくなった状況は常に想定しながら動くことをおすすめします。 意外と使えない場面に出くわします。例えば、SIMカードの入れ替えが上手くいかない、 SIMカードを入れ替えたのに何故か通信が開始されない、、、など。 当然ですが、電池切れに備えてモバイルバッテリーも肌身離さず持つようにしましょう。
③【電車のアプリ】
<画像引用元:https://www.bing.com/images/search?q=Obb+Logo&FORM=IRTRRL>
訪れる国の公共交通機関が提供しているアプリをダウンロードするようにしておきましょう。 例にオーストリアのÖBB(ウーベーベー)を挙げて説明します。
こちらのアプリはオーストリアの電車・バスの時間を検索したり、電子チケットを買うことができるアプリです。 チケットはQRコードで表示させることが可能で、車掌さんが見回りに来たときに見せる必要があります。 若者は何割か引きでチケットが買える上に、早割りもあります。
運行状況の変更もお知らせしてくれますし、発着ホームの情報も出るので、是非ともダウンロードしてください。
※ヨーロッパの多くの国には改札がない代わりに、乗車中に車掌さんがチケットのチェックに回ってきます。 慣れないうちは結構あたふたしてしまうので、 早めの準備&その国の言葉で「チケットを見せてください」をどのように言うのか覚えておくといいかもしれませんね。
3.【安全第一!女子一人旅を安全に過ごすための講座】
この講座が個人的に一番大事になるかなと思います。今の時代、男女で分けて語ることはナンセンスですが、
女子大生の海外旅行において潜在的な危険が付きまとうことは周知のことかと思います。
海外を全力で楽しむことも大事ですが、無事に日本まで帰ってくることが最優先事項です。
なので、少しでも海外で安全に過ごすために筆者が個人的に気をつけていたことを共有します。
① 暗くなる前に必ずドミトリーに戻る
よっぽど旅慣れている人でない限り、ヨーロッパ女子一人旅での夜歩きはおすすめしません。
夜暗くなる前に、晩御飯を済ませ、ミネラルウォーターや翌日の朝ごはんを調達したうえで宿まで戻りましょう。
どうしても夜に外出したい場合(例:ライトアップされているスポットに行きたい!夜のミュージカル公演を見たい!)は、
近くの宿を取ったり、人通りの多い明るい道を選んで歩くようにしましょう。
② セキュリティーポーチをつける
<画像引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B07PJ7SKCV/?_encoding=UTF8&pd_rd_plhdr=t&aaxitk=e2ed00d254830e2511bc4ae1cc572986&hsa_cr_id=0&qid=1712157401&sr=1-1-ac08f2b1-eb5b-4f1a-aa64-9e8f448c33ed&ref_=sbx_be_s_sparkle_sccd_asin_0_title&pd_rd_w=I5x2i&content-id=amzn1.sym.ea91fbda-5568-44df-b5b0-99202f731686%3Aamzn1.sym.ea91fbda-5568-44df-b5b0-99202f731686&pf_rd_p=ea91fbda-5568-44df-b5b0-99202f731686&pf_rd_r=YSZFFBEA1Y5P3GVGZ1VA&pd_rd_wg=ITEmd&pd_rd_r=4a69baab-f500-44ed-9921-fa7b7b7cb8db>
海外旅行でよく聞くトラブルと言えば、スリですよね。
パリやバルセロナはスリが頻発する地域ですし、実際に留学中に友人二人がパリでiPhoneを盗まれました。
せっかくの海外旅行、スリで台無しにはしたくないですよね。
私がスリ対策として愛用していたのが、このセキュリティポーチです。
わかります、ダサいですよね。でも、個人的にこれが一番安全で、安心して観光できる方法です。 このセキュリティーポーチは身体に近い側(お腹に接する側)にもポケットがあるので、 そこにパスポート・クレジットカード・現金を入れた上で、服の下に隠していました。
逆に一番アウトなのが、チャックの閉まらないバックです。お洒落かもしれませんが、スリにとっては格好の餌食です。 もちろん、パンツのポケットにスマホを入れたまんまなんて論外です。 スリは、満員の地下鉄に、写真撮影している合間に、美術館鑑賞をしている間にいつのまにかあなたの傍にいます。 安全対策をしていれば、観光に心置きなく集中できるので、こういったアイテムを有効活用してほしいですね。
③直感を大切に、絶対に無理をしない。
「直感なんて非科学的だわ」と思われる方もいるかもしれませんが、私は旅行中に直感を大切にすることで、 危険を回避してきたことが多くあります。
ヨーロッパを旅した人なら共感してもらえるのではないかと思うのですが、 道を歩いていて「この道、なんか嫌な雰囲気がするな」であったり、 「この公園、なんとなく治安が悪そう」と思ったことはありませんか?
こういったことは、他の道に比べてゴミが多かったり、 その道に接している家のセキュリティが過剰だったりすることから感じることが多いと思います。 そして、そういった直感は当たることが多いです。
少しでも「怖いな」「やばいかも」と思ったら、すぐにその場から離れましょう。
そして、必要なら旅程を変更するなり、危険を回避する行動を取りましょう。
旅程に関して付け加えると、できるだけ日中に現地に着く飛行機を予約するようにしたり、
電車の深夜便を避けるなどの工夫も必要になると思います。
これらのことは一人旅に限らず、複数人で旅行をしている場合でも同じです。 「一人じゃないから少しくらい無茶しても大丈夫だろう」と注意力が散漫になってしまうことを考えると、 複数人の旅行だからこそ気を付けるべきことかもしれません。
ここまで筆者なりのヨーロッパ女子一人旅Tipsを3つの講座を通して、紹介してきました。
最後の最後で不安を煽ってしまったかもしれませんが、必要な安全対策を講じた上でのヨーロッパは最高に楽しくて、 新鮮で、素敵な場所ですよ。
「一人旅ができた!」という達成感は何事にも代えがたいものですし、一人で行ったからこその現地での出会いもあります。
日常に飽きてきたな、何か新しいことに挑戦したいなと思っている人は、 ぜひヨーロッパ一人旅を選択肢に加えてほしいなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!では良い旅を!