皆さん絶叫系好きですか?
わかります~苦手ですよね。
絶叫好きの「楽しみ~!!」という空気をぶち壊してしまうのではないか、と友達とテーマパークに行くのが憚られるそこのあなた。絶叫組と別行動をし、1人コーヒーカップを嗜むそこのあなた。一度は絶叫マシンに乗ってみたいというそこのあなた。必見です。
私は絶叫克服系大学生です。とはいってもまだ修行中の身ですが。
今回は、元絶叫嫌いの私がハリドリやタワテラに乗ることができるようになったテクをお教えします。
01.事前準備
何事も事前準備が大切です。
当日絶叫マシンの列に足を向けるには事前に恐怖心をどれだけ取り除けるかがカギになります。
①該当アトラクションの動画を見る
今の世の中は便利なもので大体の絶叫マシンの乗車映像がネットに存在します。
私の場合、絶叫への恐怖心の要素の1つとして「何が起こるか分からない不安」がありました。なのでこれを解決するために、動画を見てひたすらそのアトラクションのルートや動き方を頭に入れます。(どこで落ちるのか、どのくらいの落差なのか、暗いのか、など)
時には動画を見ながら身体を上下左右に動かし、身体を連動させたイメトレを行うことも有効でしょう。
動画を見ることによって、実際に乗車する時にある程度「私はお前(絶叫マシン)のこれからの動きを全て分かっている」と心に余裕を持つことができます。
②過去のチャレンジャーの体験記を読む
これも有効な手段です。
動画では伝わらない経験者の生の声を知ることで、
・映像は結構いかついけど案外大したことないもの
・映像では楽勝に見えるけど意外に注意すべきもの
などの情報を得ることができます。
また、さらに有効なのが同じ絶叫嫌いの先輩の体験記です。
「嫌いな人でも乗れたんだ!私もいけるかもしれない!」という勇気をもらうことができます。自分が挑戦したことがある絶叫マシンと比較して「○○に乗れるならいける」という情報があればより安心することもできますね。
先駆者から学ぶことは多いです。活用しない手はありません。
当日を迎えるまでに自分の中で相手(絶叫マシン)をよく知っておきましょう。
これは受験でも恋愛でも当てはまることですが、相手を知ることは絶叫克服の分野でも必用不可欠な要素となってきます。
02.列に並んでいるとき
いよいよ当日を迎え、列に並んだあなた。まずえらいです。
人気アトラクションだと列に並ぶ時間が長くてその間に緊張が高まってしまうことでしょう。この段階で行うべきことをアドバイスします。
①絶叫に乗ることを意識しすぎない
「今から乗るんだ…!」考えすぎるとどんどん緊張してその分不安度も上がっていってしまいます。
「これはただの乗り物」そう自分に言い聞かせましょう。
意識しないというのは難しいですが、何か別のことをしたりして意識を他のことへ向けるのが長い待ち時間の過ごし方のベストだと思います。
②周りにいる小さい子を見て安心する
「こんな小さい子でも乗れるんだ!大丈夫!」と思える小さい子を列の中から見つけましょう。どのアトラクションでもキッズチャレンジャーが必ずいます。安心材料になるキッズを見つけて精神統一するのも私には有効でした。
③事前準備を復習する
事前に見て安心した動画や、経験談などをもう一度見返して「大丈夫!乗れる!」という暗示を自分にかけます。
03.乗る直前
乗る直前は最も緊張が高まる瞬間。
この段階でもできることはありますよ。
①選べるのであれば前の方の座席を選ぶ
時と場合によりますが、スタッフの方に絶叫が苦手だということを話すとジェットコースターであれば前の方の座席に案内してくれることがあります。
コースター系のアトラクションであれば、前の方がルートがよく見える&後ろよりも落ちる時の加速が激しくないので、かなり怖さが違います!もし前の方に案内されたらラッキーですね。
②とにかく深呼吸
深呼吸を馬鹿にしてはいけません。
緊張マックス状態でも無理やり深呼吸をすることで、自然と一時的にリラックスすることができます。
体に力が入ってしまうと恐怖を感じやすいので、体の力を抜くためにも重要なポイントです!
③直前まで話したり、笑ったりする
話したり、笑ったりすることで気も紛れるし、体の力も抜くことができます。絶叫好きな友達はワクワクで口数も多くなっている頃だと思うので、それに便乗しておしゃべりになりましょう。別に話す内容はなんでも良いので、「こわすぎて逆立ちしそうー!」とか叫んでも大丈夫です。ただひたすらに声を出すこと、これが大事です。
04.乗っているとき
もう乗ってしまったら後戻りはできません!
全力で身を委ねましょう。
①目は閉じない
怖いと目を閉じてしまいたくなるもの。
ただ目を閉じてしまうと行き先が見えず、不安感はさらに高まってしまいます。
ここは勇気を出して目をガン開きで挑むが吉です。
②背筋を伸ばして足は踏ん張る
背筋をピタッと背もたれにつけ、足はしっかりと踏ん張ることが大切です。(ハリドリは踏ん張れないですが。)
しっかりと踏ん張ることができれば、落ちるとき特有のふわっと感を軽減することができます。
③とにかく叫ぶ
これが1番大事です。
とにかく声を出すことで、お腹に力が入るのでふわっと感を軽減できるし、なにより怖さに負けない!
普段叫ばないタイプの人も落ちる瞬間は「わー!」と大きな声で叫んでみましょう。
05.おわりに
絶叫マシンに乗れるようになるとみんなと楽しめることが増えます!上のコツを試しながら自分のペースで克服していきましょう!
私も「目指せナガシマー!」という目標を掲げ頑張ります。