神戸大学のどのキャンパスの食堂でも食べることができるかきたま汁(通称:かきたま)

そんなかきたまについて、あなたはこんな噂を耳にしたことがあるだろうか?

"発達科学部食堂のかきたまが1番美味しいらしい"

「いやいや、そんなことないやろ」
と思うかもしれない。かくいう僕もそうだった。

ここで実際に発達科学部食堂で撮られた下の写真を見て欲しい。

お分かりいただけるだろうか。かきたまへの愛が枠に収まりきらないくらい語られているのを。

どうやら普段、何気なく食べているかきたまにも食堂によって美味しさの順位があるらしい。

したがって今回我々は、
発達科学部食堂のかきたまが本当に1番美味しいのかを検証することにした。

そもそもかきたま汁とはなんなのか?

全知全能のGoogle先生によると

とのことだった。

この定義から今回我々はかきたまの美味しさを、

・とろみ
・溶き卵のフワフワ感

で判断することにした。

実験開始

実験を開始するにあたって今回は5つのキャンパスのかきたまを比較して検討することにした。

「各キャンパスのかきたまよ、我が元に集まりたまえ!!!」

我々研究員の元に5つのキャンパスのかきたまが集まった。
(1回やってみたかった)

見てください。この圧巻の光景を。
未来永劫、5種類のかきたまが集まることはまずないだろう。

検証①「見比べ」

下に各キャンパスのかきたまの写真を並べた。
1枚目から六甲台、文理農、国文、発達、工学部の順番に並んでいる。

六甲台のかきたま

「六甲台のかきたまだけ卵が細かいな。」

文理農学部のかきたま

「LANS(文理農)だけ卵少ないのが気になる。」
「ねぎも入ってへんねんな。」

国際文化学部のかきたま

発達科学部のかきたま

工学部のかきたま

「他の3つは特に目立った特徴は無さそう」

見比べた結果では発達科学部のかきたまは他のかきたまと大差はなかった。

検証②「食べ比べ」

今回食べ比べするにあたって、一般神大生のAさんにご協力いただいた。

「えー、どれやろ。」
っと若干悩みながら、Aさんが選んだ最も美味しかったかきたまは…

なんと "発 達 科 学 部"

食べ比べではそんなに差がないやろという我々の当初の予定とは違い、真っ先に選ばれてしまった発達科学部のかきたま。

このままだと出来レースと疑い兼ねられないので、別の神大生に聞いてみることにした。

「何被せてんねん!」

半ば強引に協力してもらうことになった帰宅途中の神大生のKくん。

同様に1つずつかきたまを食べてもらって、1番美味しいと思ったかきたまを選んでもらった。

選ばれたのは "”発達科学部と六甲台"”

「うーん、この二つかな。なんかタイプが違って一つに絞れないわ。」

ーと言うと?

「こっち(六甲台)のかきたまは汁がサラサラしてて飲み易くて、逆にこっち(発達科学部)はあんかけみたいでとろみがある。」

飲みやすさでは六甲台、とろみでは発達科学部という結論だった。

前に述べたかきたまの美味しさの判断基準から考えて、とろみがある 発達科学部のかきたまはやはり1番美味しいのではないだろうか?

検証③「とろみ測定板」

今回我々はAmazonで売っていたとろみ測定板を入手した。

このとろみ測定板は一定量の液体の広がり具合からとろみを測ることができるという仕組みになっている。

届いた測定板を使って実験を行った結果がこちら。

一同「は?」

写真からも分かる通り、かきたまが測定板のメモリを無視してはみ出してしまっているのが分かる。

「いやいや、3000円くらいしたで、これ。」

「これじゃ何も分からんやん。」

「とろみ測定板は悪くない。かきたまのとろみが無さすぎたんや…」

とろみ測定板のこれじゃない感に打ちひしがれながら、ここでの検証はこれまでにして場所を移して次の検証へ。

ちなみに食べ比べで残ったかきたまは、後で美味しくいただきました。

検証④「流しかきたま」

今回我々は、流しそうめん等で使われている竹竿からかきたまを流し、その時間を測ることでかきたまのとろみを測定することにした。

つまり、流れる時間が長い方がとろみがあるということである。

実験方法
1.流しそうめんの要領でかきたまを竹から流す。
2.流れ終わるまでの時間をストップウォッチで測定する。

実験中何度も通りすがりの神大生に
「こいつら何やってんやろ。」
と言わんばかりの奇異の目で見られた。
しかし、どんなに心が折れそうでも我々は使命を全うしなければならない。

そんな代償と引き換え得られた結果がこちらである。

国文 15秒
文理農学部 22秒
六甲台 24秒
工学部 2分12秒
発達科学部 3分4秒

なんとここでも発達科学部のかきたまが他の追従を許さない結果に。

検証①〜④より、やはり発達科学部のかきたまが1番美味しいということが判明した。

実は神戸大学生協のSさんの話によると、
各食堂のかきたまのレシピは一緒で、発達のかきたまがおいしいと言われてた時代のかきたま作っていた方がもう他の食堂にうつってるから、美味しい理由は生協側にも分からないそうだ。

作る人数が少ない方がおいしくなるから、発達はおいしいんじゃないか。(謎理論)

とのことだった。

結論

「かきたま汁が1番おいしい食堂は発達食堂説」はホント!!

ちなみに今回ほとんど出番のなかったとろみ測定板は、

下敷きになりました。

追記:後日、この検証に協力協力してくださった神大生協専務理事の坂本さんから以下のコメントをいただきました!

KooBeeの皆さん、WeeBeeに取り上げていただき誠にありがとうございます。
生協のスタッフでは思いも付かない発想による検証実験、私は感服致しました。
ただ、このWebをご覧頂き「食べものを粗末にして!!」とご気分を害された方にはお詫び申し上げます。決して食べ物を粗末に扱っている訳ではございませんのでご理解をお願いします。

今回のかき玉汁の検証、生協の各食堂が協力させて頂き実現致しました。
検証内の差は少し???と思われるところもございますが・・・。
※とろみのあるスープは、時間が経過して冷めますと「とろみ」がなくなり、熱々で検証した場合とまったく異なる結果になったのでは思います(私は然程差はないような気がします)。また、ネギのない食堂は私の連絡ミスで、かき玉汁のみの提供を行なってしまいました(ご提供時はネギ入りです)。

ほんとに差がないのか????
これに関しては実際にお試しください。
どのキャンパスの食堂も、スタッフが一生懸命に作りましたかき玉汁で、自信をもって皆様におすすめできます。今後とも生協の食堂をよろしくお願いします。
神戸大学生協 専務理事 坂本 安弘