NO.81

六甲祭当日は忙しさよりも「とにかく楽しい!」って想いが強いです。

藤中良太(六甲祭実行委員会委員長)

Presented by Marina Yoshida, Kohei Moriyama
Photo by Hiroko Ohnishi

神戸大学の学園祭、六甲祭。数々のイベント、200近くもの模擬店、4万人を超える来場者の規模を誇る。このお祭りの運営を担っているのが六甲祭実行委員会、通称「六実」だ。六甲祭を間近に控え、六実の委員長が今、想うこととは。

-六甲祭実行委員会(以下:六実)は、普段はどのような活動をしているんですか?


基本的には毎週土曜日に会議を行っています。六甲祭がまだ先の時期、「六実って何してるの?」と聞かれることが多いのですが、六実は毎年1月から、その年の六甲祭に向けて新体制での活動を始めます。5月からは新入生が入ってきて1~3回生が揃うのですが、それまでの1~4月は新2,3回生だけで去年の反省を踏まえつつ、今年一年間の方針を決める時期になっています。4月から7月末までは六甲祭で行う企画を立案して準備します。そして8月からはそれぞれ担当に分かれて制作物を作り始め、9月からは当日どう動くか、シミュレーションを行っていきます。六甲祭が近づいてくるほどだんだん忙しくなってきます。10月になると常に部室に人がたくさんいて、がやがやしていますね(笑)

-六実の六甲祭当日や前日の活動について教えてください。


実は、土日に行われる六甲祭の準備はその週の水曜日から始まります。準備はテントを立ち上げたり、ステージを設営したり、装飾を設置したり等です。前日は六実にとって体力勝負の日で、とにかく働けって感じですね(笑)
六甲祭の間の六実のことはみなさん見てくださっていると思うんですが、六甲祭が終わってからも六実は動き続けています。日曜日の後片付けは時間との戦いで、「どこが遅れたら、どこの人を動かす」などということまであらかじめ綿密に話し合った上で動いています。月曜日からは通常通り授業があるので、日曜日には必ず片付け終わらなければならないんです。それも含めて当日は本当に忙しいです。でも、当日はもう忙しさよりも「とにかく楽しい!」って想いが強いです。六甲祭が何よりも楽しいから一年間頑張っているんですよね。

-藤中さんの委員長になられるまでの活動について教えてください。


六実は僕が務める委員長の他に副委員長、ミスコンやプロコンサートを行う屋外企画局、講演会やお笑いグランプリなどを行う室内企画局、模擬店を管理する模擬店局、情報宣伝などを行う広報局、会計や警備などを行う総務局の5つの局に分かれています。僕は去年まで屋外企画局に所属して、特に巨大迷路という企画に2年間携わってきました。1回生の時はがっつり関わらせてもらって、上回生のサポートもあってすごく楽しい思いをしました。それで六実が好きになったし、自分たちで考えることで個人的にも成長できたんですよね。それから2回生になって「何をしようかな」と考えたときに、こんな経験を次の1回生にも味わってほしいと思い、もう1年企画に関わることにしました。2回生になってからは、1回生にどこまで手助けをしてどこまで見守ればいいのかっていうところで悩んでいましたね。