NO.39

自分起点で発信していきたい

宮村 優哉(経済学部)

Presented by Tsubasa Shiomi
Photo by Tsubasa Shiomi

「僕、人しか撮らないんですよ。」そう語る彼が、人だけを撮り続けるこだわりはどこにあるのだろうか?彼が写真の世界に足を踏み入れた意外なきっかけとは?

-意外な言葉だった。宮村優哉とはどういう人なのだろうか?


僕、子供の頃から自信ないから、ずっと認められたかったから。集合写真で真ん中に寝そべるやつ、僕そういうやつになりたかったけどなれなかった。だから、自分から発信していけばみんな寄ってくるかなって。写真を始めて少しだけそれが出来たって感じています。

-神戸大を飛び出し積極的に活動する宮村さん、写真を始めたきっかけとは?


もともとはおじいちゃんや弟がカメラを使っていたのがきっかけです。でも風景写真が多くて。言い方が悪いですけど、風景って誰でもよく撮れるじゃないですか?僕にはそれを撮ることが魅力的に思えなかった。だから、僕はこれやらなくていいなと思ったんです。大学生のうちは人しか撮らないでおこうって決めた。せっかく学生が周りにいてくれるからその人たちを撮ろうっ

-なるほど、ちなみに宮村さんのカメラってとても高級なカメラですよね。最初からそのカメラを使っているんですか?


いやそうではなくて、大学に入って海外旅行に行く前にデジタルカメラの入門機を買いました。それから写真を撮っていくうちにカメラの性能が自分が表現したい幅に足りなくなってきて。でも中途半端なとこで止まりたくなかったから最高級機を買いました。もうここまで買ってしまったら、これ以降は機械のせいにできない。あとは技術力だけで勝負するしかないってところまで追い込んでいるから、これでしょうもない写真しか撮れないのなら、僕のせいやって思える。

-宮村さんにとってカメラとは?


武器。僕からカメラを抜いたらなんにも評価してもらえないただの性格の悪いやつになるから。人望もクソもない。それくらい自分に自信が全くない。ゴミみたいな人間やと思ってるから(笑) でもカメラ一つあったら“撮ってー”とか “写真見たい”とか、人と繋がれる。カメラは僕にとって人と繋がれるアイテムです。

-ではカメラを手にするまではどのような学生生活を?


大学に入って、とりあえず色んなことがしたいと思ってイベントサークルを立ち上げたり、わらしべ長者をしてみたり、ヒッチハイクしてみたり。なにか面白いことをやっていたら人って寄ってくるかなと思っていて。でも結局それは僕に魅力を持ってくれたからじゃなくて、なんか変なことをしてるなっていう興味だった。僕個人に向けたものじゃなかった。