NO.95
柄須賀皇司/松嶋航大/加賀屋航平
(神大生を含む3人組ロックバンド the paddles)
「自分たちのような若い世代に言葉を投げかけたい。」

Vo.&Gt.柄須賀皇司、Ba.松嶋航大、Dr.加賀屋航平の3人で構成され、大阪、「寝屋川VINTAGE」を拠点に活動している、the paddles。高校在学中に出会い、大学進学後もなお活動を続ける3人を突き動かす情熱とは。
Presented by Ryota Asakura,Kohei Moriyama
Photo by Saki Ikeda
人とのつながりが、活動の原点。
― まずはthe paddlesのこれまでの経緯についてお話していただけますか?
柄須賀:出会いは高校の軽音部ですね。今は3人で活動していますが当時はリードギターのやつが1人いて、そいつに誘われてバンド活動を始めました。ほんまにたまたまやんな(笑)。
松嶋:たまたまやな。
加賀屋:ほんまにたまたまやな、確かに。
柄須賀:最初にライブをしたのは、高校1年の8月でした。軽音部の活動で強化練習というものがあって、朝から夕方まで缶詰で4日間練習して、その最後に1年生ライブがありました。それが僕たちの初ライブでしたね。そして、高校2年の春に同様の強化練習で、初めて作詞作曲をして、オリジナル曲を作りました。高校3年の時の文化祭が引退ライブで、1曲目から泣きながら歌っていましたね(笑)。これが一番思い出に残ってるライブかな?
松嶋:そうやなー。
加賀屋:僕たちは四條畷高校出身なんですけれど、そこの生徒は文化祭を楽しみに一年過ごしてるみたいなところがあるんですよ。高3の文化祭でのライブは…、お前ちゃんと歌えよ、みたいな感じやったなぁ(笑)。
柄須賀:そこからは大学受験で活動を休止していました。僕だけが別の大学に進学したんですが、特に問題なく活動を再開しましたね。そもそも解散しようという案自体がなかったやんな?
松嶋:みんな神戸方面やしな。
柄須賀:これも人生やな(笑)。部活以外では、高校在学中に先輩の勧誘があって、寝屋川VINTAGEでライブをするようになりました。それからは、そこの店長に紹介していただいたりとか、他のライブハウスから誘っていただいたりして活動をしています。そういう風にたくさんの人とのつながりのおかげで、僕らの音楽は成り立っていますね。
― 高校在学中から活発に活動されていたんですね。そもそも音楽を始めたきっかけは何ですか?
柄須賀:僕は小さい頃からすごく音楽が好きでした。幼稚園の頃、当時、車で聴いていた「LOVE PSYCHEDELICO」っていうバンドの歌を幼稚園で歌っていたらしくて、それを幼稚園の先生が聞いていて、母に報告していたそうです(笑)。それが僕の音楽の始まりですね。
松嶋:僕は、小学校1年生の頃からピアノを習っていて、音楽は身近にあったんですけど、バンドには特に興味がありませんでした。でも、中学生の時に「SPYAIR」っていうバンドにハマって、ベースという楽器に興味を持ちました。それからは「弾いてみた動画」を見漁っていましたね。で、高校で軽音部に入った、という感じです。
柄須賀:初めて聞いたわ(笑)。
加賀屋:僕は幼い頃は「周りの子に比べたら音楽に興味がある」くらいだったんですが、中学生の時に、お年玉貯金で買った電子ドラムで、いきなりドラムを始めました(笑)。そして、高校に軽音部があったので入った、という感じですね。
― やはり皆さん幼い頃から音楽が好きなんですね。音楽活動をする中で、心掛けていることは何ですか?

柄須賀:「考えすぎずに自然体でいること」、それから「何事も楽しむこと」ですかね。バンド名とかも特に深い意味はないんです。
加賀屋:意味0やんな(笑)。「the」ってかっこいいよなって思ってつけた名前です。
柄須賀:響きのいい感じにしたかったんやんな(笑)。楽譜を書くこともないですね。スタジオで合わせながら曲を作ってます。
松嶋:自分たちで作った曲って不思議と忘れないんですよね。
加賀屋:間違えるけどな。
一同:(笑)。
柄須賀:そういう風に自然体でいられるからケンカもほとんどなくて、今のところ苦労もあまりありません。これから大変なこともたくさんあるとは思うんですけどね(笑)。詞は基本的に僕が作っているんですけど、あまり深く考えず、思っていることをストレートな歌詞にして、伝わりやすい歌詞を書くように心がけています。
― 新曲「ナインティーン」聞かせていただきました。あの曲はどういった思いの込められた曲なんですか?
柄須賀:読んで字のごとく、「ナインティーン」って19歳って意味で、僕ら自身も19歳でそうなんですけど、大人と子供の狭間にいる時期だと思うんです。社会に出なければいけない状況と、夢を追い続けたいという思いとの間で板挟みになっている、そんな葛藤を書きたいと思って作った曲です。まあ僕はまだ18なんですけどね(笑)。
一同:(笑)
柄須賀:今回の曲もそうなんですけれど、個人的な意見を歌詞にするのではなくて、大勢の人に伝わるような歌詞を書きたいと思って曲を作っているんです。なので、SNSで「paddlesのあの曲良かった!」とか「あのアルバム良かった!」と言ってもらえているのを見ると、自分たちの発信しているものが伝わっているんだなあと感じます。そういうときに音楽をやっててよかったなと思いますね。
若い世代を盛り上げていきたい。
― 「ナインティーン」のように、若い世代へ向けた曲や活動を基本としてらっしゃるんですか?
柄須賀:そうですね!
松嶋:企画もやるよな。
柄須賀:「俺たちの世代が音楽業界のこれからをつくっていくんだ!」という意気込みの下、僕たちと、「おやすみリプトン」という同世代のバンドが共同で進めている、同世代のバンドをたくさん集めてライブをしようという企画があるんです。この企画で、僕らの世代はこんなんやってるんだ、っていうのをアピールしたいですね。高校時代でもそうだったんですが、最近、「本気で音楽をやってる人たちが減っているな」という風に感じるので、僕たちの世代が盛り上がることで下の世代を焚きつけられたらいいな、と思いますね。上の世代は倒すべき目標です(笑)。
― 今後の目標を教えていただけますか?
柄須賀:目標は大きく「ASIAN KUNG-FU GENERATIONと対バンライブをすること」です!
松嶋:せやなぁ。自分たちの憧れのバンドと対バンできたら最高ですよね。
加賀屋:あと何がある?あっ、CDが売れてほしいですね(笑)。
一同:(笑)
松嶋:僕たちの音楽を世に出すっていうのは大前提なんですけど、まずは神大生に僕たちのことを知ってほしいですね。
― ありがとうございます!では最後に、神大生にメッセージをお願いします!
柄須賀:同世代の叫びを聴いてほしいです。こんなことをやってる奴らもいるんだな、ということを知ってもらいたいですね。
松嶋:まずは僕たちのことを知ってもらいたいです。あとは、僕らの曲を聴きながら勉強して、単位を取りましょう。
加賀屋:、、、あ、俺か…。僕、理学部なんですけど、理学部への偏見を捨ててほしいです。
柄須賀:音楽関係ないんかい!
一同:(笑)
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the paddles×おやすみリプトン共催ライブ、「革命前夜」10/28(土)に寝屋川VINTAGEにて開催!!
38. 西本 光希
6. 神大ピエロ
学部学年不明
63. 尾内 純
古本とジャズ『口笛文庫』 店主
94. 平田ナオヤ
経営学部4回生
83. 吉岡詩織
“よしおカフェ”店長