No.78

笑って出会って感謝して、アドバイスをもらってまた感謝して、人をどんどん好きになって

野村 奈央(のむら なお)

(知るカフェ神戸大学前店店長 / 発達科学部2回生)

Presented by Naho Takamochi, Marina Yoshida

Photo by Ririki Nakabayashi


私たちの学生生活に身近な「知るカフェ神戸大学前店」。学生主体で運営する知るカフェの神戸大学前店をまとめるのは超ポジティブ思考で頑張り屋さんの神大生だった。辛い時期も笑顔と周囲の助けで乗り越えてきたという、彼女の店長としての姿勢や人生観に迫る。

PROFILE

野村 奈央(のむら なお)

お客さんがくつろげる空間を提供したい。

-まず、知るカフェについて教えてください。


知るカフェは学生限定のカフェで、30歳以下の学生なら誰でもお使いいただけます。一度のご来店につきワンドリンクを無料で提供していて、Wi-Fi、コンセントも自由にご利用いただけます。食べ物を提供していない代わりに、食べ物を持ち込んで食事してもかまいません。
11店舗ある知るカフェにはそれぞれコンセプトがあって、うちの店舗は「行きつけはあの子の部屋」というコンセプトなんです。お客さんとの壁を無くして、友達の部屋のように心地よく過ごしてほしいというスタッフの想いが込められています。
うちの店舗ができたのが去年の4月で、最初の店長はコンセプトを決めてなかったんです。次の店長になったときに、どんな店舗にしていきたいかをスタッフと話し合って今のコンセプトが出来ました。そして三代目の店長の私はそのコンセプトに共感したこと、前の店長に憧れていること、やっぱり今でもスタッフの中でお客さんがくつろげる空間を提供したいという想いが大きいことを理由に、このコンセプトを継続しています。

-知るカフェで働くようになったきっかけを教えて下さい。


以前知るカフェに行ったときにスタッフさんに誘われたことがきっかけです。実は去年七夕祭の浴衣美人コンテストに出場して、知るカフェでも少し撮影したんですよね。そのときに知るカフェのスタッフさんに「知るカフェで働くのって楽しそうですね!私喋るの好きだし…」といった話をしたんです。私の人生の大きな目標が“いろんな人と出会う”ことなので、それにも合っているなと思って。そしたら、スタッフさんが「働いたらええやん」って(笑) そのときは塾講と飲食のバイトを週6でしていて無理だと思いましたが、その一方で何か新しいことを始めたいという思いもありました。そのあと知るカフェから本当に働いてみないかと誘われて真剣に考えるようになったんです。スケジュール的には無理なのに、心ではやりたいって思っている状態でした。結局、自分のやりたいことはやった方が良いと思い、知るカフェに応募することを決めて面接を受けたんです。面接の帰りに合格の連絡が来て、すぐ働くことが決まりました。

-今までのバイトと比べて知るカフェで働く難しさなどはありますか。


あります。他のバイトであれば上司がいて指示されるという働き方がほとんどですが、知るカフェは基本的に学生だけで運営しています。社員さんもいますが店舗にはいないので、問題が起こったときに自分たちで解決しなければならないところが難しくもあり、醍醐味でもありますね。ですが運営に関してスタッフ同士で話し合いできる時間や機会があまり無いので、お昼休みの時間や、LINEやSkypeを利用してできるだけ話し合おうと頑張っています。あとは月に1回の店舗ミーティングや、エリアミーティング*の機会を利用してますね。
(*全店舗を中継で繋いでその月の営業成績の報告や優秀なスタッフのプレゼン、投票などを行うミーティング)


杉野友亮

(Rokk-Code代表)

テクノロジーが世界を変える、テクノロジーを理解することは未来の社会を理解すること。


金川武

(国際文化学部3回生)

自分が誰よりも楽しんでやるんだ!


村上 加奈

()

お客さんがいて初めて”演劇”は”公演”になる


青木紗羅

(神戸大学経済学部4年生)

自分を幸せにさせるワクワクレーダー


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