No.52

しんどくても、頑張ったら一番楽しいものになる。それが根底にないと面白くない

福田 茜

(KooBee2015代表)

Presented by Minori Takeda, Yuri Kusakabe

Photo by Keita Kutsuno


「KooBeeは生活の中心」と語る、彼女のKooBeeへの思いを探る。

PROFILE

福田 茜

不特定多数の人たちに感動を届けたい

-KooBeeって普段は何しているんですか?


KooBeeは2009年の12月に、”主体性を促す”と”和の輪”を理念として、総合情報誌KooBeeを発刊するために設立しました。ただ、現在はそれだけではなく理念に基づいて様々なものを生み出しています。総合情報誌KooBee、WebサイトWeeBee、団体写真展、六甲三宮の飲食店さんとコラボキャンペーン、など。最近では生協さんとのコラボ企画として神大緑茶も作りました。 よく「新歓期以外に何してるの?」と聞かれますが、暇ではありません(笑) 神大生の皆さんに良いと思ってもらえるものを届けるため、日々考え、邁進しています。冊子を総勢66人のメンバーがいろんな部署に分かれて活動し、1年間、基本的には週1回のミーティングを重ねてそれらを作りあげていきます。ミーティングの内容は部署によって様々ですが、互いのことを理解し合いながら考え抜いて物事を決めていったり、一緒に作業をしたりするのは共通で、ミーティングは毎回すごく濃いものになっています。

-福田さんがKooBeeに入ったきっかけはなんですか?


私は浪人期にケータイ小説をよく読んでいて、ある日、好きな作者の作品にとても感動したことがあったんですよ。まず、ケータイ小説で感動した体験自体に驚きました。そこから、「私もその人みたいに不特定多数の人たちに感動を届けたい。そしてその体験を与えるような団体に入りたい」と思い始めるようになりました。そう思えば、私がKooBeeに入ったきっかけは、KooBeeの雰囲気が良かったのもあるけど、一番は“主体性を促す”という理念がいいな、と感じたからだと思います。

-KooBeeに入って気がついた、KooBeeの良さを教えてください。


まずひとつめは、メンバー同士がよくわからない関係になるところです。大学の普通の友達でもなく、恋人でも家族でもない。お互いの欠点を指摘したり言い合ったりすることができる、不思議な関係になっていきます。なぜそうなるかというと、私たちは団体として目指しているものがあるからです。目指しているものがある以上、自分をもっと良く変えていこうと努力するからですね。内部活動だけでも良い団体はたくさんありますが、外に向けて発信していることがKooBeeの誇りとなっており、同時に魅力になっているんだと思います。 また、いろんな人が集まって活動しているところも好きですね。いろんなことに興味を持っていて、他の分野でも頑張っている人がたくさんいます。そこでなにかを得てKooBeeに還元してくれることで、KooBeeの方向性が偏らなくなる。そのおかげで、様々な視点から柔軟に考えられるようになり、活性化していくんです。


なっち

(KooBee代表)

作るものには思いをのっけて


黄勇太

(人生をかけて研究に捧ぐ)

しんどいけど楽しい。この「けど」の部分が大事なんです。


工藤柊

(NPO日本ヴィーガンコミュニティ 代表理事 )

優しい人が幸せになる、そんな世界を目指して


アヤカ店長

(神戸大学大学院医学研究科博士課程(後期)医科学専攻2年)

自分が率先して役に立てることの喜び


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