No.37

まだまだ伝えたい魅力がたくさんあります

神大生のカフェbot

(カフェ本を出した人気アカウント)

Presented by Emika Hatasaki, Kaori Fujiyama

Photo by Emika Hatasaki


今や17000人を超えるフォロワー数を誇るTwitter人気アカウント、“神大生のためのカフェbot”。始まりは、当時趣味だったカフェめぐりの備忘録としてだった。「自分が発信したものが受け入れられるのが面白い」そう語るのは一人の現役神大生。そんな彼女に、カフェめぐりの醍醐味をお聞きした。

PROFILE

神大生のカフェbot

行きつけのお店を探して

-カフェbotはいつから始められたのですか?


去年の4月から始めたので1年半くらいになりますかね。私の趣味でお店を巡りすぎて、どこにお店があるのか把握しきれなくなってきてしまって、100件に達した頃から自分が見やすいようにTwitterのタイムラインに備忘録として記録し始めたのがきっかけですね。最初はスクラップブックを作っていたんですけど、それは自分の周りにいる人にしか見せることができないし冊数が増えていくと持ち歩けないなあと思って、不特定多数の人に情報を提供できる方法を探したんです。他を見ても私のようなことをしている人はいなかったし、見せてほしいと頼まれることも多かったので、本格的にカフェbotを始めることにしました。最初の方はカフェ本を参考にして行くことも多かったんですけど、この頃は自分で見つけたりフォロワーの方が教えてくれたりして、アンテナが広がってきているような気がします。Twitterでリプライをもらうことも増えてコミュニティが広がってきているのが嬉しいです。

-カフェのおすすめの楽しみ方を教えてください!


1店行きつけのところがあると楽しいと思います。オーナーさんと仲良くなって色んなお話を聞いたり、話し相手になってもらったり。1回人手が足りない時に厨房に入って働いちゃったこともあります(笑)

-どうしたらオーナーさんと仲良くなれますか?


1回ちょっと勇気出してカウンターとか座ってみたら面白いですよ。私も最初からは無理だから初めて来たときはだいたい隅っこのテーブルとかに座ってるんですけど、「ああ、いいかも!」と思ったら2回目行ったときに、とりあえずオーナーさんの前に座って話しかけてみるっていう。今まで行きつけになったお店はだいたいそうでしたね。なので、2回目はカウンターに座ってみるのがおすすめです。

-誰かとお話しするのが好きなんですね。


話をするのは好きですが、自分はそんなに目立ちたいとかは思わないですね。ただ、twitterなど自分が発信したものに人が影響されているのを見るのは面白いです。私は今、食品関係の勉強をしているのですが、自分が作った商品を全国のスーパーに並べてみたいと思って始めたんです。買ってくれる人は私の名前も顔も知らないけれど、私の作った商品で体の調子が良くなったり、調理が楽になったりしたら面白いなと思います。それは何となくカフェbotにも共通しているなと思います。自分は趣味でbotにして呟いているだけで、それを見た名も知らない人が、明日行くカフェを決めたりだとか、そういうことを客観的に見ているのは、面白いですね。

-これまでのお話を聞いていて、とてもアクティブな印象を受けました。


よく言われるんですけど、そんなことはないと思います。友達が多かったり、こうやってtwitterで発信もしているんですが、趣味もインドアな手芸が好きだったり、スクラップブッキングが好きなので。友達には“引きこもり系アクティブ”だよねって言われます。矛盾している言葉なんですが、すごいしっくりきていますね。好きなことがあると一点集中するタイプではあります。このカフェをまとめているノートも自分でアレンジして作っています。自分の趣味には凄い情熱を注げるみたいですね。

-これからもカフェbotを続けていきますか?


分からないですね。ある日突然飽きちゃって他のことにハマるかもしれないし(笑)


杉野友亮

(Rokk-Code代表)

テクノロジーが世界を変える、テクノロジーを理解することは未来の社会を理解すること。


工藤柊

(NPO日本ヴィーガンコミュニティ 代表理事 )

優しい人が幸せになる、そんな世界を目指して


なのこ

(KooBeePR部リーダー)

「楽しい」を継続する努力


矢野隆之, 徳永滋之

(アウトスタンズ代表・副代表)

神大生の「やりたいこと」を一緒に見つけたい。


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