No.26

がむしゃらにプレーしたい

谷端 美里

(ROOKSキャプテン)

Presented by Emika Hatasaki, Aimi Fukuyama

Photo by Emika Hatasaki


“勝つ喜び”も“負ける悔しさ”も味わったキャプテン率いるRooksが、2年連続全国制覇を狙う。各々の役割を見出し全員でプレーを完成させる、タッチフットの魅力を探った。

PROFILE

谷端 美里

勝つことの難しさと喜びを知りました

-Rooksについて教えてください


1回生が入ってきてくれたので、20人で活動しています。1994年にできた部で、今年で創部20周年になります! 昔からあるチームの中でも人数が少なくなって廃部になったチームはあるんですが、神大は長く続けられているチームです。阪神淡路大震災の時に1回無くなりかけたんですけど、先輩が頑張って残してくれたおかげで今があると思っています。

-では、全国大会について伺いたいと思います。全国大会に出場された時のエピソードはありますか?


私は、2010年に全国大会で優勝した時の映像を見てすごい!と思ってRooksに入りました。でも、私が入った2011年はライバルである武庫川女子大学に負け続けて、学生1位を決める大会でも勝つことはできませんでした。勝つってこんなに難しいことなんやって身をもって感じた1年でした。 でも、2年目の春にやっと武庫川女子大学に勝つことができたんです。悔しい思いをしていた分、本当に嬉しかったです!その年は調子が良くて、そのまま学生1位になり、東京ドームで行われるさくらボウル(*)でも社会人に勝って日本一を取ることができました。東京ドームに行ったときは負ける気がしなくて、ただただ楽しいという気持ちだけでした。 日本一になった後写真を撮るのですが、その時が1番印象に残っています。2012年のRooksのテーマは「桶」だったんですけど…。 (*)さくらボウルとは、毎年1月に東京ドームで行われる女子タッチフットボール全日本王座決定戦のことです。学生リーグ1位の大学と社会人リーグ1位のチームが戦い、日本一を決めます。

-桶!?


桶って1本1本の箍(たが)でできてるじゃないですか、でも、その箍はそろっていないと水はたくさん入らない。ある1本の箍が長くても、他の箍が短ければそこまでしか水は入らない。また、箍の隙間が空いていても、水はこぼれてしまう。 そこで、チーム全体で一致団結して技術を高めていこうとして決めたのが去年の「桶」というテーマでした。みんなそれぞれの目標を書き込んだ桶を東京ドームに持って行ったんですけど、試合後に「Are you OK?」と「桶」をかけた掛け声で(笑) 、実際に桶を囲んで写真を撮った瞬間はこれまでしんどかったこともすべて忘れられて、頑張ってきてよかったなと思えました。それが1番のエピソードですね!


谷村謙一

(体育会フィールドホッケー部監督)

目標のために考え、行動する。


藤嶽 暢英

(農学部教授)

嗜好性のないアンテナを360度に伸ばしてみるといい


杉野友亮

(Rokk-Code代表)

テクノロジーが世界を変える、テクノロジーを理解することは未来の社会を理解すること。


河本 真夕(かわもと まゆ)

(神戸よさこいまつり実行委員長(山美鼓所属))

よさこいって、わけわからないくらい楽しい!


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