No.23

すごく素敵なものは現在すぐそばにある

松田 涼花

(「いろはプレス」学生記者)

Presented by Emika Hatasaki

Photo by Emika Hatasaki


大学生は「物差しがない」存在だからこそ、もがきながら、楽しみながら自分の未来に向けてひたむきに歩んでいこう。彼女は、未来も現在も大切にして生きることの大切さを語る。

PROFILE

松田 涼花

話を聞くと、裏側にもストーリーがあります。

-はじめにお残しは許しまへんdayについて教えてください!


あまり知られていないかもしれないんですが、実は食糧廃棄が一番多い国は日本なんです。あまり知られていない食料廃棄の現状をみんなに知ってもらいたい、そして、何かしらのアクションをとるきっかけになりたいという思いで始まったのが、「お残しは許しまへんday」です。私の先輩がこの団体をたちあげて、その先輩が卒業するときに私に運営をやってくれないか、ということで今は私が運営を担当しています。主な活動は、メンバーのみんなと世界の食糧問題について勉強したり、農学部の教授にインタビューを行ったりしています。メンバーそれぞれがテーマを選んでミーティング時にプレゼンしたりもしました。秋に行うイベントが決定したので、今はそれに向けて活動し始めたところです!

-「お残しは許しまへんday」での目標は何ですか?


今はイベントを成功させることですね。来てくれた皆さんに私達の思いを届け、団体のメンバーにも「やりがい」を感じてほしいと思ってやっています。ターゲットは神大生だけではなく、一般市民にも訴えかけるようなイベントがしたいです。

-次に「いろはブレス」とは何ですか?


「いろは出版」っていう出版社のWebサイトです。「こころの呼吸してますか?」というメッセージをもとに、毎日が楽しくなるようなコンテンツを発信しています。わたしは、いろは出版のインターン生として、そのWebサイトの運営に携わっています。実際に取材に行ったり、記事を書いたりしてます。現在公開しているのは、「わたし@ドラマ」というコンテンツです。取材は、今は主に、冬に公開する就活コンテンツをしていますね。いろは出版っていう会社は私にとって特別な存在で、人生で初めて私が人にプレゼントしたい、と思える本が、いろは出版の「1歳から100歳の夢」という本だったんですね。そんな会社でインターンを始められたのは、Twitterでいろは出版が、ある本の広報を探していたのを偶然見つけたのがきっかけです。いろは出版でのインターンの魅力は、普段知り合えないような人と普段できないようなお話ができること。例えば多国籍料理のお店の人や、ベビーシューズを作っている人に夢を聞きました。この人がやっていること面白いな、と思って話を聞きに行くと、その裏にストーリーがあることが分かる。すごく面白い活動だなと思っています。

-松田さんは「インターン」という大きな枠組みについて、どう考えていますか?


普通に大学生活をしていたら、企業の内側を見る機会はあまりないっていう人が多いと思います。でも、大学生活って、就職という次へ進むためのゴールがある。そのゴールをより多くの選択肢から選びたいのであれば、判断材料を見つけるためにインターンに参加する意味はあると思います。かといって目標が無くて、ただ単に皆が応募してるから自分も、というのはあまり良くないかなと思います。要は、自分の優先順位や、時間の使い方をどうしたいかによるんじゃないでしょうか。自分が納得するような時間の使い方をすることが大事です。ただ、1,2回生が海外インターンなどに参加するのを見ると、いいなあって思いますね(笑) 3回生になるとだんだん時間の使い方に慎重になってくるので(笑) 少しでも興味があるのなら、1,2回生もどんどん参加したらいいと思います。


谷岡 久美

(発達科学部卒ミュージッククリエイター)

人と関わることを大事にしてほしい。


郡司 ペギオ 幸夫

(理学部教授)

電池の切れた時計のように死ぬ。


河野清香

(喫茶月森 店主)

ここでしか過ごせない、自分だけの時間をたいせつに。


矢部 健太郎

(KUEPCON2013優勝)

努力は実る。才能じゃない


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